生田緑地の生物多様性保全

湿地地区〜下の田圃地区の水辺保全、セリバヒエンソウ駆除、ヨシ刈りなど

日時 2019/4/16(火) 11:30〜14:30 晴
場所 生田緑地 湿地地区、梅畑、上の田圃地区、下の田圃地区
参加者 岩田臣生、岩田芳美

萌芽枝に最後まで枯葉をつけていた 50 齢のクヌギ伐り株が、やっと枯葉を落とし始めて、小さな新葉が見えるようになりました。頑張れ!


冬の間つけていた枯葉を落としたヤマコウバシは、新葉と同時に花をつけていました。


生きものが活動を始めたので、水辺の状態を見ておくことにしました。
湿地地区は導水路部から水漏れを起こしていたので、補修しました。

アオゲラなのか、大きなドラミング音が木霊していました。
草地にはムラサキケマンやカキドオシが咲き誇り、キタテハ、ルリシジミ、スジグロシロチョウなどが飛ぶようになりました。


梅畑に移動して、セリバヒエンソウの駆除を行いました。
ハナダイコンが咲き誇り、クマバチが吸蜜に来ていました。


上の田圃のアズマヒキガエルのオタマジャクシは広範囲を泳いでいました。
土嚢堰を少し高くしましたが、水位が上がる様子は感じられませんでした。どこか水面レベルに穴が開いているかも知れません。
田圃下草地につくっていた水溜まりは涸れていましたので、水が流れ込むように、ジョレンで、少し掘りました。
また、城山下谷戸との合流部を観察し、セリバヒエンソウを駆除しました。
スジグロシロチョウ、キタキチョウ、キタテハ、テングチョウなどが飛んでいましたが、そこに高速で飛ぶ青黒いチョウが現れました?
ヨシ原の池の辺りでは、シュレーゲルアオガエルが鳴いていました。
下の田圃地区に刈り残してあったヨシを全て刈りました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
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