生田緑地の生物多様性保全

ヨシ原のヨシ刈りなど

日時 2019/4/11(木) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地 ヨシ原地区 B08
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美

観察会用に管理している崖面のハンショウヅルが蕾をつけ始めました。
昨年は咲いたばかりの花が皆、摘まれてしまい種子を見ることができませんでした。
そこで、少し遅くなりましたが、ツルが巻き付くことができるように、アズマネザサの支柱を立てることにしました。
人工的なものは避けたかったのですが、管理されているということを示すことで、摘み取られることを無くしたいのです。


この日は、谷戸の末端のヨシ原地区のヨシ刈りを行いました。
昨年末にカサスゲ刈りを行っていたので、池より奥のヨシだけです。

カサスゲは花穂を伸ばし始めて、開花直前という状態でした。

昨日の降雨によって、ヨシが繁茂している場所は、足が潜って、重労働になりました。

ヨシ原の池、周辺の水流の泥上げも行いました。

上の田圃には、タガラシが育って、花が咲き始めていました。

帰りの木道脇のマユミに、沢山のミノウスバ幼虫が塊りになっていました。

ジロボウエンゴサクは花の盛りを過ぎていて、広がりも少し小さくなっていました。
アズマネザサの刈り方が不十分だったようです。

萌芽更新地区周辺の木々も芽吹きの季節を迎えています。
園路沿いのツボスミレも咲き始めています。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation