生田緑地の生物多様性保全

谷戸の水辺管理、下の田圃のヨシ刈りなど

日時 2019/4/9(火) 12:30〜15:00 晴
場所 生田緑地 湿地地区 B05、下の田圃地区 B07
参加者 岩田臣生、岩田芳美

春爛漫の生田緑地です。
晴天にフデリンドウも開いていました。

湿地地区の水辺の植生を調べ、4/4(木) に泥で堰をつくった所に水が溜まっていることを確認し、更に水溜まりが広がるように工夫を施しました。

下の田圃地区に移動しました。
アシブトハナアブが探勝路脇の葉上にいました。

下の田圃地区では、すっかり衰退してしまったコマツカサススキの周囲を三本爪備中鍬で攪乱しました。
もう駄目かと、半ば諦めながら、セリ、ドクダミ、カナムグラ、ムラサキケマンなどの芽を抜き取りました。
葉は完全に枯れている状態ではありません。
適切な生育環境を知らずに 14 年間、見てこれたことに感謝しています。

下の田圃の排水堰脇に開いていた穴を塞ぐと直ぐに、湛水できました。

下の田圃の上側の田圃跡や、田圃の奥に生えていたヨシを刈りました。
アオジなどの冬鳥のために冬の間は刈らずにおいたヨシです。
残念なことに、木道に近い所には、新聞紙で包んだ犬の糞が三つもありましたので、 刈ったヨシを抱き抱える気にならず、その場に寝かせて足が潜らないように、足場にしてしまいました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation