生田緑地の生物多様性保全

田圃への落葉投入、谷戸右岸水流沿いのアズマネザサ刈り

日時 2019/2/14(火) 10:00〜13:00 曇
場所 生田緑地 上の田圃、下の田圃、谷戸右岸水流沿い
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美

田圃に落葉を投入しました。
落葉は指定管理者がイベントで使ったものを頂戴し、田圃脇に運んでおいてもらいましたので、田圃に入れて、鍬で広げました。
上の田圃への導水路に水漏れ穴があったため、田圃は水涸れを起こしていました。
これは補修しましたが、流量が非常に少ないので、時間はかかると思いますが、湛水はしてくれると思います。
そろそろアズマヒキガエルが集まって来る頃だと思いますので、湛水しておきたいと思います。

下の田圃にも、落葉を投入しました。
下の田圃へは、潤沢に水が入っていました。
この流量の水が何処から来ているのかが分かりませんが。

それから、谷戸の右岸の水流沿いのアズマネザサ刈りを行いました。
この活動は、昨年も実施していたので、アズマネザサは細く短く、アズマネザサ刈りとしては楽なものでしたが、落枝が多くて、片付けの手間がかかりました。

アズマネザサの茂みの中で、サルトリイバラが紅い実をつけていました。
サルトリイバラは雌雄異株なので、ここの株は雌株だったことが分かりました。

近くに白実のマンリョウがありました。
この辺りには、シュロ、アオキなどの実生も多数見られるので、野鳥が止まりやすい枝があるのかも知れません。

クマシデの薄茶色になった果穂が多数見られました。
この状態になっても苞に包まれた種子が残っているのかは分かりません。

生田緑地整備事務所裏に戻って、使用した道具の手入れをしていたら、トビが高木スレスレまで降りて来て、「ピーヒョロロロロ」と鳴きながら、ゆっくり飛んで、大きな姿を見せてくれました。
寒くて、ヒヨドリとキジバトにしか出会えない日かと思っていましたので、嬉しいサプライズでした。

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