生田緑地の生物多様性保全

アズマネザサ刈り
日時 2019/1/10(木) 10:00〜13:00 曇
場所 生田緑地 萌芽更新地区
参加者 岩田臣生、岩田芳美、田村成美、細川洋子

寒い朝でしたが階段の手摺に、フユシャクはいませんでした。
この日は萌芽更新地区の裾部のアズマネザサ刈りを行いました。
辺りでは小さな野鳥が数種類、静かに活動していましたが、姿を確認できるのは僅かでした。
アズマネザサの茂みを刈るとジャノヒゲの青い実、ヤブコウジの赤い実が微かな賑わいを感じさせてくれます。
ハンノキ林上のデッキには、大きなカメラを持った野鳥ファンが数人、辺りに目を凝らし、時折、連写音を立てていました。
今回、特に意識していたことは、2017/2/9 に伐採したクヌギ(伐採時 47 齢)のことで、 樹齢を考えれば萌芽更新は無理だろうと思っていたのに、翌夏に萌芽してくれていたので、 これを園路から良く見えるようにしたいと思い、その下方斜面のアズマネザサを刈りました。
伐採後 2 年が経過しましたが、樹勢は衰えていませんでした。
また、近くにある 2014/1/18 に伐採したクヌギは、1998/12 の萌芽更新地区伐採の時に補植されたクヌギでしたが、伐採後 5 年になる萌芽枝を広げています。
これも、園路から見えるようにしましたので、比較しながら観察してもらいたいと思います。

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