生田緑地の生物多様性保全活動、

谷戸の湿地地区の水辺保全
日時 2018/7/24(火) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地 谷戸の湿地地区 B05
参加者 岩田臣生、鈴木潤三、田村成美

7/21(土)の水環境調査では、ハンノキ林下湿地の 3 段目の池の水が涸れているとの連絡がありました。
7/22(日)の里山の自然学校の時に、ハンノキ林内の水流の一つが涸れていました。
そこで、猛暑の中ではありましたが、湿地地区の水の状態を改善しておくことにしました。
普通の年でも、植物が繁茂する夏は蒸散量が多くなるため、流れる水は少なくなる傾向にあります。
今夏は気温が高いので、単純に蒸発する水も多いと思います。
当該湿地に入る水は、ハンノキ林からの水も、竹林下水流からの水も、共に、湿地に入って数mで消えていました。
消えている辺りに水漏れ穴があれば、これを塞ぎ、そこから続く水路の全てに水を行き渡らせることを活動目的としました。
この地区を湿地化するためには、水をできるだけゆっくりと流す方が良いのですが、今回の目的のためには、途中は、できるだけ速やかに流すことが必要です。
流入してくる水量が極めて少ないので、3 段目の途中まで水を導くことがやっとできたところで、この日の活動は終了しました。
ただただ降雨が待たれます!

ヒメシロネが咲き始めていました。

竹林下デッキのベンチで休んでいたら、オオシオカラトンボ(メス)が飛んできて、目の前で休んでいました。
湿地地区の上空 5〜6mのところをオニヤンマが飛んでいました。

帰り道、タマムシと正面衝突しそうになりました。
目の前で方向転換をしようとして翅をバタバタしているタマムシを見ることができました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation