生田緑地の生物多様性保全活動、

ホタルの国の準備、萌芽更新など(水田ビオトープ班)
日時 2018/6/7(木) 10:00〜13:00 晴
場所 生田緑地の谷戸 
参加者 岩田臣生、岩田芳美、田村成美

いよいよ今年のホタルの国は明日、開国します。
かわさき自然調査団が行ってきた案内サイン(森のステージ、草地のステージ、写真撮影禁止など)の設置を行いました。

ホタル・ランタンの準備をしました。

ホタルの国 南の案内所の看板をつけました。

ホタルの国 北の案内所にも看板をつけました。

ヤマサナエが草地から出てきて、木道の端に止まりました。

上の田圃の上の草地のヨシやススキなど丈の高い植物を刈りました。
オオミゾソバやツリフネソウが育っているので、足の踏み場は小さくして、今のうちに刈り取っておくのが良いと考えています。
これを実施するならホタルの国の開国に合わせた方が、ホタル観賞にも良いと思います。

このヨシで生活していたクロコノマチョウの幼虫は、「そんな迷惑なことはするな」と叫んでいたかも知れません。

カタツムリが雨に濡れた手摺に出ていました。

梅畑のカナムグラ刈りも行いました。
ここは、コブナグサを楽しめるようにするためです。

帰り道、萌芽更新地区に寄って、萌芽枝の手入れを行いました。
伐採後、1年目の萌芽枝には沢山のアリが群れていました。
生田緑地の場合、2年目の萌芽枝には見られないことなので、この時期を乗り越えさせることが萌芽更新の第一課題だと考えています。


今日は残念なことがありました!
谷戸の園路沿いにあって、皆が楽しみにしていた野生ランが咲き始めたところでしたが、それが根本付近で折られ、捨てられていました。
ツレサギソウ属だと思うのですが、種名確認はできていませんでした。
盗掘ではありませんでしたので、来年、また発芽してくれるとは思いますが、大勢のファンが楽しみにしていた花を折り取って、捨てていく人の気持ちが理解できません。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation