下の田圃の保全、竹林下水流の保全、カナムグラ刈り
日時 2017/10/26(木) 10:00〜12:30 晴 場所 生田緑地 下の田圃、竹林下の水流 参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美 このところ降雨日が続いていましたが、やっと、前回、今回と晴天にとなり、谷戸の水辺の保全活動を行えるようになりました。 しかも、台風21号による大雨のため、水流の流量が増大しており、状態を観察しながらの作業がやり易くなっています。 前回泥上げをした田圃の畦に、アライグマの足跡がついていました。 10/23(月)にアライグマ♂を捕獲したという連絡があり、10/24(火)に泥上げを行っているので、まだ少なくとも、 1 頭はいるということになります。 この日の第一の課題は、下の田圃の畦への泥上げです。 ミゾソバの花が、まだ残っていますが、環境が適していて、強い植物なので問題ないと考えました。 水温が低下したせいか、アメリカザリガニの姿は確認できませんでした。 下の田圃は湛水していましたが、排水が間に合わない感じで水路には水が溢れていました。 そこで、水路内で絡み合っていたオオミゾソバの茎は切除して、水路の流れを良くしました。 土嚢堰に接している畦に穴が開いていて、そこから水が噴き出していたので、これは、イネワラと泥を詰めて、塞ぎました。 田圃の奥のヨシの茂る島の周りの溝には泥が溜まって水面がありませんでしたので、ここも泥上げも行い、水路にしました。 この日の目的とした泥上げは終わりました。 第二の課題は、竹林下東地区の水流の保全活動です。 現地は、大雨による流れが暴れて、隣接する柔らかい土を抉って、流路を変えていました。 水溜まりの連なりとすることで、渇水期を乗り越えられる水流をつくったのですが、水溜まりとした所には土砂が堆積していました。 そこで、溜まった土砂を掘って、水溜まりの連なりをつくり直しました。 上の方は土砂が洗い流され、比較的硬い地層が水路をつくっていました。 小さな礫も転がっていました。 流路が変わっていたといっても、水流をに比べれば、安定してきていて、水溜まりにしてきた場所は簡単に水溜まりにすることができました。 年 1 回の活動にしていますが、繰り返していることで流路ができてきました。
かわさき自然調査団の活動
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