生田緑地の生物多様性保全活動、
ホタルの国のためのテープ貼り
日時 2017/6/16(土) 17:30〜18:30 曇
場所 生田緑地
参加者 岩田臣生

ホタルの国の中の、手すりの無い木道の縁に白色のスズランテープを貼ってみました。
木部とは光の反射率が異なるので、木道の端の視認が容易くなるだろうという発想です。
風に吹かれて、テープが捲れ上がるので貼りにくかったのですが、効果があれば使える対策だと考えます。



ホタル・ガイド・ボランティア 3日目
日時 2017/6/16(金) 19:00〜21:00 曇 20/18℃、強風
場所 生田緑地ホタルの国
参加者 石井一成、斎藤昭三、佐々木キヨ子
    (調査団)岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三
    6名


反省会
○ホタル・ガイド・ボランティアが 6名、入国者が 600弱。ホタルの出現数 27。
 気温が下がり、風が強くなって、ホタルの出現数は少なく、長時間滞留する人もいなかった。

○寒かった。

○ホタルが少なかった。こんなことは初めて。

●スマホ、携帯電話の電源を切ってもらった。(計20件程度)

●竹林の中の道を歩いている人がいた。駆けつけたが間に合わなかった。
 竹林下地区と湿地を結ぶ、この辺りには、飛翔発光するホタルが観賞できたのだが、人が入った後は、不思議と、見られなくなってしまう。
 稲目町会には、指定管理者が、通行禁止について説明し、協力をお願いしてあると聞いていたのだが、町会の全住民には伝わっていないのかも知れない。

○浴衣姿の子が 4 人いた。下駄を履いていた。
 ホタルに相応しい。ボランティアにとっても楽しい。

○梅畑のテーブルベンチを占領して酒宴をしているグループがあった。ゴミの持ち帰りはお願いした。
 長時間占領しているということを除けば、休憩場所で休憩しているだけなので、・・・。

◎ホタルの飛翔発光は少ないながら、近くに寄ってきてくれるという場面が数カ所で見られ、歓声が聞かれた。
 生田緑地のホタル、最大の魅力だと思う。

○風で落とされたホタルが木道の縁にいて、子どもは「ホタルだ」と叫んだが、親は「ホタルじゃないよ」と注意するという場面もあった。

○風が強く、気温も下降し、体感温度は低かった。 ホタルも木々の茂みの中で時々光る程度で、飛び出してくれないものが多かった。

◎観賞者も、ホタルも少なくなって、そろそろ今夜の活動を終了しようかとしていた時に、両手に杖をついて、やっと歩いているという風な人が一人降りてきて、ホタルを見たいと言う。
 奥まで歩いて行くのは辛いだろうと思ったが、幸いなことに、ハンノキ林に入る所で、 1頭のホタルが飛んで来てくれた。
 その人は「1匹、出会えれば満足なのだ」と言って、そこで楽しんでから、また、東口方向に歩いて帰られた。
 1匹のホタルに出会うために、大変な思いをして歩いて来られた人に出会ったことで、ホタルの出現数が少ないことで暗くなっていた気持ちが明るくなった。 都会のホタルは、数ではないと。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation