ホタルの国のホタル観察会
日時 2017/6/10(土) 18:00〜19:00 曇 場所 生田緑地ビジターセンター 参加者 講師(岩田臣生)、サポート(岩田芳美、石井一成、水上 健) 平成29年度生田緑地ホタルの国を開国しました。 期間については、基本的な決め方によれば 6/9(金) からになりますが、余りに早過ぎると考えて、6/10(土)からにしました。 観察会は土曜日にしました。 ホタル観察会は、2005年の第 1 回は東口の日本民家園入口前に集合してからホタルの国に向かい、現地での観察会を行おうとして大混雑を引き起こし、断念したという苦い経験があります。 そのため、その後のホタル観察会は、別の場所でスライドを使って行うことにしました。 会場は、青少年科学館の改築前のプラネタリウム、北部公園事務所会議室など、毎回、開催可能な場所を探して開催してきました。 場所を変えながらも継続してきたのは、2005年、2006年に、ホタル指導員として活動していた時の経験から、ホタルの観賞マナー向上のために観察会が有効であることを実感したからです。 生田緑地ホタルの国では、ルールを守ってくれれば、誰でも、無料で自由に観賞できるので問題無いと考えました。 ホタル観察会の目的は、飛翔発光しているゲンジボタルの保護にありますから、ルールについての疑問や、子どもたちの抱いている疑問に答えてあげれば十分で、 可能なら、ホタルも含めて、生田緑地の自然に関心を持ってもらいたいと考えて開催しています。 菖蒲池にはハナショウブが咲いていました。 ホタル観察会参加者は 160 人でした。 今回の観察会では、スクリーンとテーブルの間にシートを敷いて、そこでも聴講できるようにして、そのことをマイクを通して話したところ、20人ぐらいの子どもたちが椅子をたって、移動してくれました。 座したり、寝転がったりしながらでしたが、観察会終了まで、おとなしくしていました。 第 1 回ホタル・ガイド・ボランティア 日時 2017/6/10(土) 19:00〜21:00 曇 場所 生田緑地ビジターセンター 参加者 岩田臣生、岩田芳美、今井田恵方、石井一成、斎藤昭三、佐々木キヨ子、鈴木義裕、鈴木潤三、 政野祐一、水上 健 10名 反省会 ●人が思ったより多くて驚いた。多分 1500人。(多数) ●木道柵の手すりが折れた。座っていてのことで、怪我は無かった。(合計 3ヶ所) ▼(事務局) この辺りの木道の手すりは細く、設置されてから、既に 13〜15 年が経過している。 点検と必要に応じた交換が必要だと思うが、その手摺を利用している生物もいる。 〇カメラを持っている人がいたので注意したら、昼間使っていたものだと言われた。 ●木道上にシートを敷いて、座っている人が数ヶ所であった。 シートを敷いて、リュック、ぬいぐるみなど沢山の荷物を広げてあるのを、初めて見て驚いた。 ▼(事務局) ホタル観賞を、お花見と同じ感覚で行動してもらうことは認められない。 〇専修大学からの照明(強い光)がハンノキ林に入っていた。個人宅のものではないので、頼んで、期間中だけ停止してもらえないのか。 ▼(事務局) 課題として認識はしていて、毎年、お願いに伺っているが、対策は行われていない。 〇昨日、ホタルのカウントをしたら 10 光っていた。明日以降は増えてほしいと願っている。 〇光る靴を履いている子はいなかった。 ●スマホを使っている人を注意した。(計 4名) スマホの電源を切る方法が分かっていなくて、バッグの中が明るく光っている人がいた。 電源を切っていないために、着信がある度に光ってしまう人もいた。 ▼(事務局) 南北入口での「電源OFF」のお願いを徹底してもらいたい。 ●竹林下の園路(デッキの通行止めバーの外)に数人の女性がいたので、柵内に誘導した。 ●懐中電灯を点けている人を注意したら、こんな暗い所で懐中電灯を使うなというのは間違っていると反論してきたので、 懐中電灯を使わなければ歩けないというのであれば、ホタルの国には来ないでくださいと告げた。 ●子どもと逸れてしまったという理由で携帯電話を使っている人がいた。 このような場合は、どのように対処することになっているのか。 ▼(事務局) 観賞者の安全に気をつかうというのは基本だが、親子が逸れたことが危険な状況であるとは言えない。 お互いに連絡のとれないことを不便に感じていたに過ぎない。 携帯電話という便利なものに頼って、ホタルの国であることを忘れているだけだ。 ホタルの国という前提で考えてほしい。 例えば、入国した時の入口、その近くの案内所で待ってもらうのが一つの方法だと思う。 別行動を取るような子どもは、自分が来た道は記憶している。 経験的には、帰り道の途中の案内所で待たせることで出会わせることができたと思う。 南北の案内所では、帰ろうとする観賞者への声かけをしていただいている。 親と逸れた子どもが出ようとしていれば止めて、入国した時に通った案内所で待たせるようにしてください。 |