生田緑地の生物多様性保全活動、

下の田圃地区の木道沿いのノイバラなどの刈り取り
セリバヒエンソウ駆除


日時 2017/5/18(木) 10:00〜13:00 曇時々晴
場所 生田緑地 ヨシ原地区〜下の田圃地区〜上の田圃地区
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三

木道沿いの草地で、先週刈り残してしまったノイバラなどを刈りました。
また、ヨシ原地区のカサスゲの中に侵出していたヨシも刈りました。
ヤマザクラの実が赤くなっていました。


セリバヒエンソウ駆除
里山倶楽部Aの活動でも行った、隣地の竹林と木道の間の草地のセリバヒエンソウ駆除の続きも行いました。
また、上の田圃下の草地に蔓延ったセリバヒエンソウの抜き取りも行いました。
上の田圃下の草地は明るいため、カナムグラも成長していましたので、周りの草に絡んで大きくなっていたカナムグラを引き抜きながら、活動しました。
アカサシガメと思われるカメムシがいました。
それから、イネ科植物が広範囲に繁茂して開花しており、活動中、花粉が舞い上がって、視界が悪くなるぐらいでした。
この日も、大学時代の友人Sが来ていて、何気なく、「調べた方がいい」と言ってくれたのですが、イネ科植物は難しいからと答えて持ち帰りませんでした。
しかし、帰宅後、記憶を頼りにインターネット等で調べてみて、何となく、外来種のコヌカグサかも知れないと思いました。
やはり、植物班に頼んで調べてもらった方が良さそうです。
その上で、上の田圃下の草地の管理方法は見直した方が良いかも知れません。

草地の中には、ヤマサナエがいました。
ヤマサナエは、飛び回っている姿を見るよりも、水辺に近い草むらの草の上に止まっていることの方が多いトンボです。

上の田圃の周囲にはミヤマシラスゲが繁茂していますが、そのミヤマシラスゲの雌小穂に小さなミノムシ?がいました。
大きさもさることながら、ミノの材料が気になりました。
(ニトベミノガ)

   かわさき自然調査団の活動
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