生田緑地の自然保全活動

萌芽更新地区の樹木伐採、ハンノキ林のアズマネザサ刈り
日時 2017/2/16(木) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地萌芽更新地区、ハンノキ林
参加 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美、細川洋子

谷戸に降りたところで、カケス?が現れ先導してくれました。
岩田、鈴木、田村は、萌芽更新地区で、先週の活動で伐採したものの、片付けができていなかったクヌギの伐り直しと伐採材の片付けを行い、それからハンノキ林のアズマネザサ刈りに合流しました。
ハンノキ林南西、専修大学下の水溜まりでは、クロジが水を飲んでいました。
昨秋は湛水していたので、手入れをしていませんでしたが、野鳥が利用している様子を観察できると嬉しくなります。


ハンノキ林中央北側のアズマネザサは、毎年刈っているため、細く低い状態になっています。
春〜夏には、ホウチャクソウが一面に広がります。
アズマネザサの丈の高い繁みの中には、新聞紙に包んだイヌの糞がありました。
昔は殆ど毎回のことでしたが、富士植木さんが巡回してくれるようになってから、珍しいことになっていました。 久し振りに、嬉しくない落とし物でした。

木道脇は、里山を彩る様々な植物が見られる場所です。
昨年から、倒木などの伐採材が放置されていましたので、掘り出して、木道下に片付けましたが、落葉や土砂が溜まっていました。 これも減らしておかないといけないとは思いますが。


アズマネザサを刈ると、ヤブコウジの紅い実が現れました。
カラタチバナもありましたが、実は付いていませんでした。
紅実のマンリョウと白実のマンリョウがありました。
ミヤマカンスゲの花が咲き始めました。

林床の落枝を集め、キヅタを剥ぎ、アオキの実生やシャガを抜き取り、所々で大きく成長したアズマネザサを刈る活動もしました。
草本層だった実生のウグイスカグラや、イボタノキが低木層といえる大きさに育っていました。
黄色い実をつけたオモトがありました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation