生田緑地の谷戸の自然保全活動


チゴザサむしり、オオブタクサ駆除
日時 2011/6/28(火)10:30〜13:10 晴 30℃
場所 生田緑地
参加者 岩田臣生、岩田芳美

ホタルの季節はフィールドに出る機会が減ってしまいます。 しかし、草の成長は非常に速い季節です。 まずは、ヨシ原まで降りて状態を観察しておくことにしました。
梅畑の上の畑の上にコシアキトンボが1個体飛んでいました。
ヨシ原周辺は、カサスゲの丈が一段と高くなっていて、ヨシも育っていました。 池の水は何故か、白濁していました。

下の田圃にはシュレーゲルアオガエルのオタマジャクシと ホトケドジョウの稚魚が群れていました。 コナギミゾソバアメリカセンダングサなどが、だいぶ育ってきました。 シオカラトンボ♂1、 オオシオカラトンボ♂が縄張りをつくっています。

今年のヨシ刈りはだいぶ遅くしたのですが、それでも、もう大きくなっています。

上の田圃には、シオカラトンボ♂5、♀1、 ショウジョウトンボ♂3がいました。
25日に開催した里山の自然学校のホタル観察の時に塞いだザリガニ穴は正解だったようで、水面が広がっていました。
谷戸の合流部のオオブタクサなどは刈り取りました。

湿地は深い草むらと化していました。 特に水のある日当たりの良い湿地にはチゴザサが一面に広がっていました。 このチゴザサの草むしりが今日の目的です。
気温が前日に比べて高くなっている中で、太陽の陽射しをまともに受けての活動は大変です。 体がフラフラして気分が悪くなります。 休憩できる日影が無いので、ついつい無理をしてしまいますが、それでも2回、湿地から出て、ベンチで休むことになりました。

草陰にホタルブクロが咲いていました。 また、あちこちでホタルガやカノコガに出会います。

生田緑地の谷戸の自然保全活動のメインページへ

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation