日時 2010/3/14(日)10:00〜14:00 晴 場所 生田緑地城山下の谷戸 参加 神山歩未、佐藤利奈、下口達夫、岩田芳美、岩田臣生 生田緑地では雨が降る度に表土が僅かずつ流されているようです 田圃や湿地の再生保全の活動をしていると流れ込む土砂の多さに驚かされます。 こうして流れ込んだ土砂を放置しておくと、開放水面は失われてしまいます。 これに拍車をかけているのがアオキで、水流の淀みに種子が集まって、発芽し、繁茂してしまいます。 こうなると水域が失われ、水生昆虫などは生息できなくなってしまいます。 この日は城山下の谷戸の水辺の一つを対象に水たまりをつくるという攪乱をしてみることにしました。 かつては浅い沼状に水面を広げていた場所ですが、今は水面が見られなくなっています。 水辺の北側の縁には大きなアオキが繁茂していました。 まず、湧水がしみだしていると思われる とは言え、そのまま放置するのも問題です。放置された所に少し手を加えることにしました。 上思議なことだと専門家は言います。 県の樹見本園の整備のために、この崖面の下、ギリギリのところに排水溝が設けられています。 この崖面に接した部分の園路は来園者の利用も少ないので、この生物の生息環境を広げるために、この部分は園路から湿地に変えさせてもらいたいと願っていますが、 園路の一部を廃止するという話は聞いてもらえません。 最近は舗道の 歎0タL0c0_0 i物の保護ということで、コーンを置いて園路の一部を通行禁止にしてもらっています。 この部分を含む当該地区については、生田緑地に設定させて戴きましたが、どのようにしたら「生物の保護のために園路の一部を廃止 という行為が生田緑地の自然を破壊し続けています。 何らかの対処方法を考えていかないと、生田緑地にとって重要な生物、ここで守りたい生物は消えてしまうことになりそうです。 |