生田緑地の自然保全活動

水辺の管理とアメリカザリガニ駆除
日時 2009/11/18(水) 11:00〜15:00 晴
場所 生田緑地萌芽更新地区
参加 岩田芳美、岩田臣生

雨後の水辺の管理のため谷戸に降りました。
上の田圃への導水路に土砂が溢れ、田圃への水が止まっていました。 雨が降るたびに沢を流れる土砂の量は相当なものです。 まずは、これを改修して、田圃に水が流れるようにしました。
下の田圃も、水が入ってきていませんでした。 導水パイプの上まで土砂が溜まっていました。
この土砂を取り出して、田圃に水が入るようにしました。
田圃の中には、ホトケドジョウやクロセンブリの幼虫が見られました。 アメリカザリガニは 2〜4cm×143匹を採集しました。
下の田圃裏の斜面の草刈りもしました。 カナムグラに負けたのか、かなりの範囲でネザサが消えていました。

ヨシ原の池ではアメリカザリガニ 3cm×1匹を採集しました。
雑木林の黄葉も始まりました。

上の田圃には,まだまだ沢山のアメイリカザリガニがいました。2人で、2〜6cm×347匹を採集しました。
アメリカザリガニのほか、マメゲンゴロウ、ホトケドジョウ、クロセンブリ幼虫、ミズムシ、コマツモムシなどがいました。
マユタテアカネが2匹、弱くなった秋の陽射しを浴びています。
お弁当は梅畑のベンチテーブルで食べました。

湿地の水路の流れが止まっていました。 一番上の流れ込み部分の途中で水が止まっていました。 落葉や土砂を掬いとって、流れるようにしました。
谷戸の上空をヒヨドリなどが行き来しています。シジュウカラは大胆にも2mほどしか離れていないツゲに飛んできて何やらついばんでいます。 オギの茂みに集まっているのはカワラヒワでしょうか。
あちこちにヤマグワが伸びています。ハンノキは一回り大きくなってしまいました。ハンノキ林上地区に移植したものとは成長のスピードが全然違います。
狭い谷戸の谷底は既に日がかげってきています。
採集したアメリカザリガニは1匹でした。

ハンノキ林上の池ではアメリカザリガニ2〜8cm×15匹を採集しました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation