生田緑地の谷戸の自然保全活動
全国植樹祭のための苗木の移植

日時 2009/5/15(金) 10:00〜16:30 晴
場所 生田緑地
参加者 岩田芳美、岩田臣生、川崎市緑政課他職員10人

第61回全国植樹祭は平成22年春に神奈川県で開催されます。 川崎市も、このサテライト会場を設置することとなり、生田緑地を会場とすることが決まりました。
生田緑地では、自然生態系を保全するために生田緑地憲章に「持ち込まない、持ち出さない」をうたっています。 このため、植樹のための苗木の調達が課題となっています。
かわさき自然調査団では数年前から生田緑地の雑木林の更新のためにクヌギ、コナラの苗木を育てていました。 昨秋、川崎市緑政課からの相談を受けて、クヌギ、コナラの苗木をできるだけ増やす活動も行いました。 このため苗木畑は超過密状態となってしまいました。 そこで、苗木を少しでも大きく育てるために広い仮植え場所を用意してもらいました。
この日は、川崎市の緑政関係部局から新人や若手職員を集めて、苗木畑の苗を移植することとなりました。
苗木の移動にはバケツを使うことにして、まずは苗木畑から苗木を採取することにしました。 始めてみると結構手間取って午前中いっぱいかかってしまいました。

岩田は昼休みを田圃周辺で過ごしました。
谷戸にはコミスジやヤマサナエが飛んでいました。
上の田圃にシマヘビが来ていました。今年初めての出会いです。
ヤマトクロスジヘビトンボがエゴノキの幹に張りついていました。

午後は堀り取った苗木を仮植え場所に植えていくことになりましたが、 すべての苗木を堀り取ったしまったこの時点になって井戸のポンプが故障していることが分かりました。 移植しても活着してくれるかどうか不安がつのりますが仕方ありません。 ともかく、植えていきました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation