生田緑地の谷戸の自然保全活動
田起こし

日時 2009/4/11(土) 10:00〜13:00 晴
場所 生田緑地湿地
参加者 岩田芳美、毛部川弘行、下口達夫、雛倉正人、岩田臣生

上の田圃の田起こしの2回目です。 田圃の周囲にはケキツネノボタン、タガラシ、サギゴケ、カキドオシ、タネツケバナ、ハコベ、ヘビイチゴなど春の花々が咲いて賑やかになっています。 シュレーゲルアオガエルが鳴いています。田圃下の池にカルガモが1羽来ました。ハシブトガラスも1羽、水を飲みに来ました。
一番新しい田圃も昔は田圃があったはずの場所なのですが、土はシルトで、泥岩層を田圃にしようとしているような状態です。 硬くしまった土を掘り起こし、水で捏ねて、ドロドロにしていきます。 こんな土で、よく稲が育ったものだと感心します。この1枚に手こずらされています。

田起こしのために水を落としたことで大量のオタマジャクシが排水口から溢れ出てきました。 これに混ざって、アメリカザリガニも流れ出てきました。 排水口にセットした網には、アメリカザリガニ 1cm大135匹、3cm大5匹、6cm大3匹が入りました。
気温が上昇し、27℃を超えていましたので、初めにバケツに避難させていたオタマジャクシも一緒に田圃上の水路に移しました。

クワイ畑に仕掛けたアメリカザリガニ・トラップには、アメリカザリガニ 6cm大4匹が入っていました。 ここには、カワニナ3cm大3、ホトケドジョウ 3cm大2尾がいました。 ここのトラップを一旦、ヨシ原の池に移動してみることにしました。 ヨシ原にはアオダイショウ(1.6m)がいました。
一昨日、1本だけ咲きかけていただけのカサスゲが、今日は40%程が穂を伸ばして、頂小穂を黄色に輝かせていました。
アオダイショウ アオダイショウ カサスゲ カサスゲ 木道近くにヤブニンジンが咲いていた 木道近くにヤブニンジンが咲いていた セアカツノカメムシ アトモンサビカミキリ

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation