生田緑地の谷戸の自然保全活動
湿地のヤマグワ、ススキ刈り

日時 2009/4/9(木) 10:00〜12:00 晴
場所 生田緑地湿地
参加者 岩田芳美、城本法子、岩田臣生

谷戸の湿地再生地の上から3段目には、冬の間の野鳥のためにススキ、ヤマグワを刈らずに残してありました。この日は、これを刈り取ることにしました。
周辺にはカキドオシ、カントウタンポポ、ケキツネノポタン、オオイヌノフグリ、タネツケバナ、ヤブタビラコなどが咲いています。キランソウも咲き始めました。
水流の辺りからシュレーゲルアオガエルの鳴き声が聞こえます。
水域にホトケドジョウの姿が見られないのが、少し気になります。
今年、例年より早く、2月に産卵したアズマヒキガエルは、その後の寒さのせいか、オタマジャクシの数は少ないようです。遅れて産卵した田圃の中にはオタマジャクシが溢れています。
谷戸の甲虫も活動を始めたようで、ヒメジョウカイやアカハネムシが見られました。 ベニシジミも飛び出しました。
暑いぐらいの陽気で、のんびりした活動でした。

谷戸の別の場所です。ヤマザクラが咲き、コナラ、クヌギなど雑木林の木々が芽吹きの季節を迎えています。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation