生田緑地の谷戸の保全活動

湿地のチゴザサ刈り
日時 2008/7/10(木) 10:00〜13:00 曇
場所 生田緑地の谷戸の湿地再生地
参加者 岩田臣生、岩田芳美、佐藤利奈、城本法子

湿地再生地に蔓延ってしまったチゴザサを刈り取る作業をしました。
午前中で2段目のチゴザサはほぼ刈り込むことができました。
湿地再生地のハンノキがすっかり大きくなってしまいました。ミドリシジミの羽化は見られましたが、そろそろ何とかしないとハンノキ林になってしまいそうです。


上の田圃の畦にあいた穴の補修もしました。防鳥ネットに畦の草が絡みつきだしています。

普段、フウセンムシと呼んでいるコミズムシの仲間と思われる小さな生物が沢山群れていました。


下の田圃の堰も直しました。


田圃の上を、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボが忙しなく飛び交っていました。

木道沿いのオオミゾソバの葉の上でヒメギスが鳴き声を競っています。夏の湿原らしい景色が展開しています。
ヒメギス
イオウイロハシリグモも葉の上でジッとしています。
イオウイロハシリグモ
この日は、この2種が目立って多く感じました。

帰り道、木道の手摺りの上に、アワフキムシの仲間がいました。 野鳥にでも襲われたのか、体を傷めていました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation