生田緑地の谷戸の保全活動
下の田圃周辺の草刈り
日時 2008/3/3(月) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地 下の田圃周辺
参加者 小泉恵佑、佐山美智子、岩田芳美・臣生

生田緑地では植生管理について合議によって計画し、実施するようにしました。 でも、そうしたシステムを無視して勝手に樹木を伐採し、放置していく人がいます。 多くの場合、問題となる行為であるため、その場所の付近に、北部公園事務所名で注意看板を出してもらいました。

この写真の中央部は、昨秋、草刈りをして、刈った草を積んでおいた場所です。 周囲には、越年草と呼ばれる植物の芽が出ていて、オオイヌノフグリなどは咲き始めていますが、草を積んでおいた場所には生えていません。 早春の草地の花を楽しめるようにするには、積んでおく場所を考える必要があることが分かります。

倉庫に残っていた藁屑(わらくず)を上の田圃にまきました。

田圃の周囲に残してあったジュズダマも刈り取りました。

いつの間にか湿地に流れていた水路を塞がれていましたので、これを改修し、僅かに流れ込むように調整しました。

土曜日の続きとして、下の田圃の東側、木道を挟んで反対側のゾーンの草刈り、アオキ伐除などをしました。 枯れ草を取り除き、疎らに地面が垣間見えるようにしました。



犬の糞(ふん)がある場所は5m四方ほどの場所で、そこに10個以上もありました。この場所に面した木道のわきにはノイバラの枝をヘッジにしました。

帰り道、ハンノキ林の林床に常緑のスゲが開花していました。カンスゲでしょうか?

今回の参加者です。


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