生田緑地の谷戸の保全活動

田圃の防鳥ネット撤収、草刈り
日時 2007/7/16(月)10:00〜14:30 曇( 前日に台風が千葉県沖を通過 )
場所 生田緑地
参加者 雛倉正人、前田 宏、水上 健、岩田芳美・臣生

田圃に着くと、水上さんが来ていて、素手で畔の水漏れを直していましたが、早々に、これから青森へ出張だと行って帰りました。 それでも、少しの時間でも顔を出してくれる心遣いが嬉しいです。
ハンノキ林の手を入れた区域の草刈りをしてから田圃に降りてきた前田さんと岩田芳美は顔を合わせることができませんでした。
田圃では、防鳥ネットを撤収してから、畔(あぜ)の草刈りをしました。 ミゾソバをはじめとする草の成長は著しく、ネットと一体になってしまって外すのに手間取ってしまいました。

田圃の中には、まだ、シュレーゲルアオガエルのオタマジャクシが多数見られますが、中には上陸直前と思われる個体も見られました。何しろ、田圃の周囲で見かける個体と変わらない姿をしていながら水の中にジッとしているのですから、不思議な感じがしました。
ハイイロゲンゴロウも数頭見られました。
ホトケドジョウの稚魚(8〜15mm)もオタマジャクシに混ざって群れています。水温が上がっていないということでしょうか。稲の成長はよくありません。
木道の側のオオミゾソバの葉にダイミョウセセリが止まりました。近づいて写真を取り終わると、何処かへ飛んで行きました。まるで、挨拶にでも出てきたような、そんな感じです。 写真を2〜3枚撮る間、ジッとボーズでもとっている様な感じなのです。谷戸に通っていると、こんなことが時々あります。

ベニシジミ ダイミョウセセリ
今日は、脱皮中のクモやイナゴにも出会いました。

そうそう、帰る頃になって、里山の自然学校の子どもが1人、友達と一緒に現れました。アメリカザリガニの駆除に協力してくれているようです。

かわさき自然調査団の活動のページへ

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation