生田緑地の谷戸の保全活動

日時 2007/6/3(日) 9:30〜12:00 晴
場所 生田緑地
参加者 岩田臣生
    
6月1日(金)に、田圃に張ったネットがどうなったかを見に田圃に降りました。
ハンノキ林の上の池にカルガモ夫婦の姿を確認しました。田圃はあきらめてくれたかと思いました。
上の田圃は変化は無いように見えました。
下の田圃は、ネットの中央が田圃の中に落ちていました。引っ張っても糸が切れるだけで上がってくれません。方々に大きな穴も開いています。
仕方なく、ネットを潜って、田圃の中に入り、ネットを持ち上げていきました。泥まみれのネットは重く、糸が切れないように注意が必要でした。
一旦、持ち上げておいてから、中央部にスズランテープを渡しまし、竹杭につなぎ直して、大きな穴が開いていることを除けば完了しました。
晴れ上がって、気温も上がったせいか、上の田圃にはシオカラトンボ♂♀が産卵しにきて、ネットの上を暫く飛んでいましたが、やがて離れて、メスだけがネットの中に入って、産卵し始めました。
中の田圃には、クロスジギンヤンマ♀が産卵に来ていましたが、シオカラトンボ♂が3匹いて、クロスジギンヤンマを追い払おうとします。
下の田圃には、オオシオカラトンボが来ました。今年の初認です。クロスジギンヤンマも来るのですが、なかなかネットの中に入れないようです。
キアゲハの幼虫も大きくなっています。コロギス幼生でしょうか。これも大きくなっています。
湿地に廻って、ススキを刈ってから、引き上げました。


かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation