生田緑地の生物多様性保全
【2017/1/27 更新】
田圃の水の管理と草刈り( 田植え後82日、出穂後29日 )
日時 平成17年(2005) 9月 8日(日)10:00〜14:00
場所 生田緑地 下の田圃、上の田圃、湿地
参加者 岩田臣生、岩田芳美、尾形達也、雛倉正人

【2005/9/8のホタルの里】
日 時 2005年9月8日(木)10:00〜14:00 

台風14号は日本海を通過し、この日は快晴となりました。田圃をやり始めてから、台風の後は生田緑地に通う生活となってしまいました。

【湿地】
まず湿地再生地から見ていくことにしました。
湿地再生地には、水がたっぷりと流れています。オオシオカラトンボの雌やショウジョウトンボが草に止まって休んでいました。こんな天気の時はトンボが多いかなと思ったら、意外に少なくて、静まり返っていました。特別に手当てすべきところは無さそうでした。

【上の田圃】
上の田圃は無残にも、稲が倒されて、穂先が水に浸かっている株がかなりあります。どうすればいいのか。
田圃に入って一株ずつ立て直してみました。稲の香りがしました。実っているよと囁きかけているようです。
全体に南から北へ倒れているので、南から順に直していきますが、穂が重くなり始めていて、思うようには立ってくれません。
横に2本、紐を張って、これで支える方法を試しました。それでも、しないよりはましという程度のもので...。後は自然の力に委ねることにしました。

【下の田圃】
下の田圃はどうかと見ると、殆ど影響を受けていませんでした。周囲の草が一段と高く繁茂していました。そのせいで助かったのかも知れません。
でも、簡単に草刈りすることにしました。稲にかぶさる様に倒れかかっていたヨシを1m程の幅で刈り取っただけで、何となく仕事をしたような気になります。 暑さで体がついていきません。
田圃の中のコナギが花をつけていました。 隣接の湿地にはツルマメが咲いていました。
草刈りを終えて、一休みです。暑くて、体が思うにまかせません。
一休みしてから周辺を見渡すとツリフネソウが咲き始めていました。ヨウシュヤマゴボウは黒い実をつけています。カラスウリの実も膨らんでいました。
涼しい場所ということで湿地の上のベンチのところに移動して弁当にしました。
湿地の中を観察して歩きましたが、作業をする体力が残っていません。既に全身が汗まみれです。
青少年科学館に引き上げることにしました。




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