田圃再生 9
日時 2004年5月2日(日) 12:30〜16:00 曇
場所 生田緑地
参加者 岩田臣生、佐伯久美
青少年科学館裏のヤブからウグイスの囀りが響く。ケキョケキョケキョ....。驚くほど長く美しい声だ。
田圃に着くと、佐伯さんが作業を始めていた。
今日は、まず水の状態を観察するところから始めた。木道側の水質が悪化していると思われたからだ。水位も高くなり過ぎている様だ。
上の方から引いていた水を途中で止めて、すぐ上の休耕田に水を入れることにした。ここを通った水を手前側から入れようと考えた。
同時に、手前右角から余分な水を出すことにした。田圃の中が溜まり水にならない様に、極めて緩い流れをつくりたいと考えている。
田圃から出た水は、ゆっくりと下流域を潤し、木道周辺の乾燥化を防いでくれるだろう。
今日は、シマヘビの姿が見えない。シュレーゲルアオガエルも見えない。シオヤトンボは4匹に減った。メスは1匹いる。今日は前日に比べて気温が10℃ぐらい低下したが、この影響かも知れない。
ミカドガガンボは幼虫が5匹、サナギが1匹確認された。いずれも泥山に移動させた。
周辺には、カキドオシが綺麗な花を咲かせていた。
相変わらず、子どもに、池のオタマジャクシを見させようと木道を降りる親子が多い。
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