生田緑地の谷戸の自然保全活動


田圃再生 5
日時 2004年4月22日(木) 11:00〜16:00 晴
場所 生田緑地
参加者 岩田臣生

 ノラボウ畑で、昆虫班の山本さんがチョウの写真を撮っていました。スジグロシロチョウばかりで、モンシロチョウがいないと嘆いていました。
田圃に着いた時には、佐伯さんが作業をしていました。 
今日もシオヤトンボの♂と♀(1組)、アゲハ(1)がやってきました。 シュレーゲルアオガエルの声がすぐ近くに移動していて、驚かされます。
 根の塊を5個取り除いたところで一休み。平川さんが到着して3人で昼食。木陰で、風に吹かれながら、お弁当を食べていると、のんびりとした時間が過ぎていきます。
 午後の作業を開始したところで、 シマヘビ(1m)がいるのが分かりましたが、退去して戴きました。
 間もなく、中臣さん(当調査団理事)が作業に参加すると言って、やってきました。遠方に帰る人を泥だらけにすることもできません。生き物調査をお願いしました。
昨日、引き込んだ水は、ゆっくりと広がっている様です。水温の上昇は少し抑えられている様に感じます。しかし、草の根から泥を落としていると、汗が目に入ってくる暑さです。
 生き物調査の方は、バッタの幼生が10数匹、クモも10匹ほど、タケカレハ(蛾)の幼虫などが採集されました。
 シオヤトンボ(?)のヤゴ(1)が見つかりましたが、避難してもらうことにしました。

 シモフリコメツキ(1)が、草のてっぺんで風に吹かれていました。
3時過ぎ、オオスズメバチ(1)が東側の尾根の方からやってきて、1分程いて、戻っていきました。昨日も来ていました。オオスズメバチのテリトリーに入っているということでしょうか。


   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation