里山の自然学校2025
第 9 回《脱穀》

【2025/10/05 更新】


日時 2025年 10月 5日(日) 10:00〜15:00 晴後曇
場所 集合 市民活動室
   活動 上の田圃、生田緑地整備事務所裏
参加(里山の自然学校 2年生)杉山智基、関山敢太、山崎晃汰 3名
   (里山の自然学校 1年生)前場理宏、三重野寛、山室幹太 3名
卒業生サポーター    安達湊都
里山倶楽部応援     東陽一、北川英樹、野下智洋、吉澤正一
講師サポーター     伊澤高行、廣瀬朗子
講師・事務局      岩田臣生
            合計 14 名

第8回の里山の自然学校は、脱穀です。

サポーターの皆さんは、9:00〜9:30に集まってくれて、準備を始めてくれました。
生田緑地整備事務所裏のヤードで脱穀を行います。
まず、整備事務所から竹箒を借りて、クヌギのドングリや、石ころを竹箒で掃き捨てました。

次に、脱穀を行うメインの場所にブルーシートを敷きました。
それから、足踏み式脱穀機と唐箕を出して、清掃し、給油してから、配置しました。

準備が完了しましたので、サポーターの4人は先に谷戸に降りました。。


里山の自然学校としては、集合時刻を少し過ぎたところで、参加者全員が集まったので、谷戸に降りました。



上の田圃地区のオダ場には、サポーターの皆さんが先に来ていて、オダに干していた稲束を降ろして、背負い籠に積んでいました。
背負い籠は二つだけですので、他の人は、抱き抱えて運びました。
稲束は全員で運びましたが、生田緑地整備事務所裏との間を1〜2回往復で運び終えました。














オダ場周辺の木道沿いには、ツリフネソウが咲いていました。


下の田圃地区の木道沿いは、今年は、オオミゾソバの開花が優勢でした。


ジョロウグモ(メス)が大きくなっていました。


生田緑地整備事務所裏ヤードに、脱穀する稲束を運び終えました。

脱穀に用いた足踏み式脱穀機は、2004年にホタルの里に再生した田圃の元の地主さんからいただいたものです。
子どもたちの脱穀(イネコキ)については、初めのうちは、岩田が参加者一人一人の作業の面倒をみて行いました。




この脱穀のサポートは、数回経験してもらってから、伊澤に交代しました。
脱穀機によって脱穀されたモミなどは、北川が手箕(てみ)に集めてくれました。




























岩田は唐箕を使い始めました。
手回し式の唐箕ですが、子どもたちは、ハンドルを回すことを楽しんでいました。












全ての稲束の脱穀が終わって、残るは、モミの選別だけになりました。
茎がついているものが多くて、納得できるまで選別することはできませんでした。


作業の終わった脱穀のためのシート、脱穀機などは片付けが進められていました。


脱穀を終えたところで、北川、野下が帰ってしまったのですが、お弁当を食べてから、集合写真を撮っていなかったことに気がつき、 残りのメンバーで集合写真を撮りました。


選別作業を継続しました。
茎についたままの籾が多かったので、大きな塊は手作業で籾を外しました。




唐箕を使った選別も終了することにして、ヤードの掃除を行いました。


脱穀を済ませた稲束は、倉庫の奥にしまいました。



脱穀の活動を終了したので、市民活動室で終了の挨拶を済ませて、解散しました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation