里山の自然学校2022
第03回《プールのヤゴの救出作戦》
【2022/6/5 更新】
日時 2022年 6月 5日(日) 10:00〜15:00 曇
場所 稲田公園児童プール 参加(里山の自然学校 3年生)池上豪一郎、房安弘太郎 (里山の自然学校 2年生)久保田あかり、柴田綾乃、舟越葵、吉田絃 (里山の自然学校 1年生)安達湊都、岩瀬恵育、塩田采央、辻 伊晴、 石垣来花、伊藤奏人、井上和音、卜部愛理、川口珠璃、河村桧弦、 久保田隼人、小林紗羅、北條真海、山内貴心 20 名( 1人欠席) 講師(事務局) 岩田臣生、岩田芳美 応援 東 陽一、伊澤高行、岩渕裕輝 卒業生サポーター 小野寺花柑 総勢 26 名 この日は、第 2 回里山の自然学校<プールのヤゴの救出作戦>です。 稲田公園児童プールには、8:50 に到着し、プールの排水弁を開けて、排水を始めました。 排水弁は錆びていて、軽くは回りませんでしたが、6/2(金)に使った鉄棒を梃子にして、回して、開栓しました。 プールの中は、今年も、ヤゴが身を隠せるような藻は殆んどありませんでしたが、手網で掬えば、採集できるでしょう。 水際に、半ば水に浸かった状態で、コノシメがいました。 里山の自然学校<プールのヤゴの救出作戦>は、ヤゴを採集して、@アカトンボ型、Aシオカラトンボ型、Bイトトンボ型、Cヤンマ型に分けて、個体数を数えています。 2014年は開催できませんでしたので、2005年に始めて、今回、 17回目になります。 集合したところで出席を確認し、使用する手網は数種の中から選んでもらいました。 最も浅いプールの水位は、活動開始時には十分下がって、浅くなっていましたので、早速、活動を始めました。 最も浅いプールのヤゴは採り尽くしたので、2番目(中間の深さ)のプールの活動を開始しました。 一番深くて、大きいプールの活動を始めました。 一旦、水から上がって、手網も洗って、昼食のお弁当にしました。 昼食後は、ヤゴの個体数を計測するグループをつくってカウントを始めました。 記録は、卒業生サポーターに任せました。 まだ採集を継続したいという参加者が大勢いました。 1時半を過ぎたところで、やっと待望のギンヤンマを1匹採集しました。 採れるのは小さなアカトンボ型ばかりという状況に沈滞していた気持ちが一気に高揚して、懸命に手網で掬い続けることになりました。 2時15分を過ぎても、個体数計測の方はなかなか進んでいませんでしたので、盛り上がっていた採集グループも、採集を止めさせて、個体数計測に参加させました。 救出したヤゴの数が出ないと、この日の活動を終わらすことができません。 今回使用した手網や、バケツ、洗面器などは、応援参加の水田ビオトープ班のおじさんたちが洗って、片付けてくれました。 解散時刻の 15:00 を過ぎそうになったので、作業を中断して、集合写真を撮りました。 里山の自然学校では、救出したヤゴの一部を、子どもたちが自宅に持ち帰って、羽化するまでを観察することにしています。 持ち帰るためのペットボトルは、各自が用意して、水を満たし状態にして、そこに希望のヤゴを入れました。 ギンヤンマ1匹は、これを採集した子が持ち帰りました。 今回の活動で救出したヤゴは、次のようになりました。 @アカトンボ型 6,422 Aシオカラトンボ型 15 Bイトトンボ型 0 Cヤンマ型 1 合計 6,438 また、オタマジャクシ 600超も救出しました。 |