里山の自然学校2017
第9回《脱穀》
【2017/10/10 更新】
日時 2017年10月 9日(日) 10:00〜15:00 晴
場所 生田緑地 市民活動室、生田緑地整備事務所裏 参加(里山の自然学校3年生)大橋拓真、工藤千穂、佐藤晴奈、軸丸陽希 (里山の自然学校2年生)鈴木美舟、仲田稔里、上村勇翔、佐藤功一、中垣祐輝、福田公成 (里山の自然学校1年生)中村一冴、和 朋花、渋谷茉奈、杉本大知、仲田千春、花岡澄空、 本多琉惟、森村 玄、森村 舜、山下ねのは 20名(今年度登録参加者 22名、今回欠席者 2名) (卒業生) 中川 悠 講師 岩田臣生、岩田芳美、梅原和仁、藤間X子、山本 晃 合計 26名 第 9 回里山の自然学校は脱穀です。 生田緑地市民活動室に集合してから、谷戸の田圃のオダに掛けて干しておいた稲を取りに行きました。 オダに掛けてあった稲は、雨のせいか、まだ少し湿っていました。 子どもたちは、4〜5 束を抱えて、生田緑地整備事務所裏まで運びました。 収量が少なかったので、全員が 1 回運ぶだけで完了しました。 里山の自然学校の脱穀は半世紀前の足踏み式イネコキ機を使って、籾を外します。 足で漕いでドラムを回しながら、稲を差し入れて籾を外すのは、小さい子には難しく、慣れるまでは、ドラムを回すのは先生が担当し、子どもたちは、 手で稲をしっかり掴んで離さないことに集中してもらうことにしました。 しかし、今回の脱穀では、何人もの子が稲を機械に巻き込んでしまいました。 子どもたちがイネコキ機を使う場では、子どもたちが掴める太さの稲束をつくって、手渡す役、 イネコキ機についていて、いざという時には、回っているドラムを止める役、 イネコキ機からの埃を浴びながら、出てきた籾(もみ)を手箕(てみ)に受ける役、 さらに、籾を外した稲を再び束ねる役が活動しています。 イネコキ機に巻き込んでしまった稲から、手で籾を外す作業、また、籾を外した稲をわら細工などに使えるように、再度、束ねる作業も、子どもたちが手伝ってくれました。 イネコキされた籾が溜まってきたところで、唐箕(とうみ)を使って、籾だけを選別する作業も始めました。 子どもたちには、遊び感覚で参加してもらいたいと思い、手回し式の唐箕にしたのですが、案の定、ハンドルを回す役は競争になりました。 ただ、今回は唐箕に少し不具合があり、調整弁を安定させることができずに手こずることもありました。 お昼は市民活動室でお弁当を食べました。 午後も、活動を継続しました。 ゴミの回収のためとはいえ、祭日の生田緑地は休んでもらいたいと思います。 休日の混みあう園内には、大きなトラックは入らせないようにすべきだと思います。 また、アイドリング・ストップが行われなかったため、停車中、余程汚い排気ガスなのか、臭い異臭が立ち込めました。 イネコキが終了したら、後片付けも始まり、追い立てられるように、唐箕による選別作業も終了を急ぎました。 脱穀の最後に、集合写真を撮りました。 市民活動室に戻って、感想を聞いてから、解散しました。 ※第10回里山の自然学校「秋の里山」は 11/23(木)に変更しました。注意してください。 |