里山の自然学校2015
第3回《プールのヤゴの救出作戦》
【2015/6/9 更新】
日時 2015年6月7日(日) 10:00〜15:20 晴
場所 稲田公園児童プール 参加者 中川 悠、山下はなの、田村 和、山下真奈実 伊東智勇、大橋拓真、沖本世織、工藤千穂、佐藤晴奈、軸丸陽希、富田勇樹、中野心吾、 村上柚葉、矢野 悠 14人 講師 藤間煕子、山本 晃、梅原和仁、岩田芳美、岩田臣生 サポート 神山幸雅 6人 第3回里山の自然学校はプールのヤゴの救出作戦です。 事務所内で、この日のミッションについて説明しました。 虫が苦手で触ることが出来ない子も頑張って、採集することができれば、下水に流されて死んでしまう命を救うことができます。 プールで見つかるヤゴについての勉強もしますが、何よりも、小さな命を救う体験をすることの意義は大きいと考えています。 プールの排水弁を開けると少しずつ水位が下がっていきます。 これに合わせて、水深の浅い場所から活動を開始しました。 水が澄んで、水底の落葉が少ないことから、ヤゴが見つかるか心配でしたが、やがて歓声が聞かれるようになりました。 プールの境界の鉄柵には羽化殻がついていました。 一番浅いプールの採集を終えたら、二番目に浅いプールの採集も行いました。 一番深いプールの採集を始めました。 はじめは水深があることから、手網の柄を伸ばして、プールサイドから掬う方法で行いました。 それでも、ヤゴの密度が違いますので、バケツの中のヤゴは急に増えだしました。 採集したヤゴを日陰に置いたバケツに移して、お昼のお弁当にしました。 午後は、長靴でも入れる水深になりましたので、皆で頑張って救出しました。 採集したヤゴを皆で数えました。 残念ながら、ヤンマ型も、イトトンボ型も採集できませんでしたので、シオカラトンボ型とアカトンボ型に分けながら数えました。 集計も子どもたちにお願いしました。 ヤンマ型 0 シオカラトンボ型 256 アカトンボ型 4384 イトトンボ型 0 合計 4640 その他、ウシガエル成体 2、アマガエル幼生 20、コミズムシ 非常に多数がいました。 山本先生がヤゴの飼い方について説明しました。 持ち帰って、トンボ(成虫)にして逃がしてもらうヤゴは、各自で選んで、取ってもらいました。 持ち帰る時はペットボトルを使いますが、水をいっぱいにすることが大切です。 中で水が揺れる状態だと、家に着くまでに、ヤゴが酔ってしまいます。 最後に集合写真を撮って、解散しました。 以上 |
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