里山の自然学校2014
第5回《案山子づくりと生物調査》

【2014/8/5 更新】

日時 2014年8月3日(日) 10:00〜15:00 晴
場所 生田緑地
参加者(生物調査班)山本来幸、稲垣志帆、大島弥子、目黒陽菜
          OB 神山幸雅
   (案山子づくり班)佐藤りん、山下はなの、田村 和
                                    8人
講師 藤間煕子、山本 晃、梅原和仁、神山歩未、岩田臣生


里山の自然学校第5回は案山子づくりと生物調査です。
事前連絡なしに欠席した子も含めて8人が欠席しました。
案山子づくり班は3人、講師は藤間、山本、岩田が担当しました。 生物調査班は5人、アメリカザリガニ釣りをします。講師は梅原、神山が担当しました。


竿の先にオオシオカラトンボ♂がとまりました。


案山子づくりは整備事務所裏のヤードで行いました。
私たちのつくる案山子は、谷戸の田圃のシンボルです。 足が長いので室内で作成することができません。
案山子の軸となる竹は、岩田が朝9時から来て、竹林から細めのモウソウチクを伐り出したものです。

出来上がった案山子を担いで、谷戸に降ります。


ハンノキ林上の池で合流し、お弁当を食べました。 谷戸の中では、一番気温の低い場所です。 ゆっくり休憩しました。

休憩中にもアメリカザリガニ釣りを始める子もいました。
午前中の成果を数えたら83匹でした。
また、ホテイアオイが持ち込まれていました。 これは駆除しましたが、毎年、誰が持って来るのか、困ったものです。 ホテイアオイと一緒にどのような生物が持ち込まれているか分かりません。


案山子を田圃に立てました。


田圃は水が少なくなって、中干し状態になりかけていましたが、何本かは出穂していました。
オオシオカラトンボ♂が物憂げに縄張りを主張し、オニヤンマが2匹、地上3mほどのところをゆっくりと飛んでいました。
温度計は33℃を超えていましたが、自然観察をしながら、整備事務所に戻ることにしました。
ノカンゾウがオレンジ色の花を咲かせていましたが、今年は手前のオギを刈っていなかったので、子どもたちは気がつかずに通り過ぎてしまいました。
1週間前にはカブトムシで賑わっていた樹液レストランも、この日の来客はカナブンだけでした。


感想
案山子をつくるのは難しかったけど楽しかった。
案山子の飾りを針金でつけるのが大変だった。
案山子をつくるのが楽しかった。
アメリカザリガニを29匹釣った。
OBの実力を見せつけようと思ったが釣れなかった。
小さいザリガニも大きいザリガニも捕れて楽しかった。
最初は釣れなかったけど、段々分かってきて、ザリガニと引き合う感じが気持良かった。
暑かった。
参加者が少なかったので、釣れたアメリカザリガニも少なかった。
余り釣れなかった。

今日出会った生き物
タマムシ、コフキコガネ、キマワリ
オニヤンマ、オオシオカラトンボ、シオカラトンボ、ウスバキトンボ
ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラ、カラスアゲハ、クロアゲハ、コミスジ、キタキチョウ、テングチョウ
アオバハゴロモ
メダカ、モツゴ
アメンボ
ニイニイゼミ(声)、ミンミンゼミ(声)
ガビチョウ(声)

以上

里山の自然学校のスタートページ

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation