里山の自然学校2009
第11回《秋の里山》
【2009/11/8 更新】
日時 11月7日(土) 10:00〜15:30 晴
場所 青少年科学館、生田緑地 参加者 福江祥充、舘野枝里嘉、鈴木萌恵、川村美涼、大島万奈、大島浩輔、舘野英三里、内藤義人 鈴木志歩(OB) 9人 講師 藤間X子、山本晃、岩田芳美、岩田臣生 サポート 佐藤利奈 生田緑地はナンキンハゼ、ドウダンツツジが紅葉し、イチョウ、ケヤキなどが黄葉していました。 「秋の里山」は秋の里山ビンゴを使って、秋を探して歩きます。 オオカマキリの成虫と卵、コカマキリの成虫が見つかりました。 里山のオモチャ、ドングリゴマづくりのためのドングリを拾っていると植栽(マテバシイ)の下にキノコが生えていました。 噴水広場から菖蒲池に歩きました。 何と、オンブバッタの3段重ねが見られました。一番上の褐色型のオスはカメラを近づけたら逃げてしまいました。 エノキの若木にアカボシゴマダラの幼虫がいました。すっかり生田緑地に定着してしまいました。 東口からクスノキの辻に向かう園路の北側崖面にはコモチシダがあります。子どもがついているのを観察しました。 「優しい野菊」はリュウノウギクが咲いていました。 クスノキの辻付近のモミジは紅葉し始めていました。 園路沿いは草刈りがなされていましたが、端の方にはヒッツキムシ(ヌスビトハギ)が残っていました。ヒッツキムシの学習です。 どんな仕掛けでヒッツクのかを調べました。 七草峠に向かう園路沿いのサザンカにムラサキシジミが日向ぼっこをしていました。 北部公園事務所付近の樹液レストランは閉店していましたが、キセルガイが見つかりました。そろそろ、このクヌギは寿命でしょうか。 谷戸へ降りる階段の途中でヤブムラサキの紫色の実を見つけました。葉に触って感触を確かめました。 ピクニック広場のナギナタコウジュは里山のハーブです。葉の匂いを嗅いでみました。 チカラシバやイノコズチが繁茂しています。これもヒッツキムシの仲間です。 今度はムラサキシキブの紫色の実がありました。葉っぱに触ってみます。ヤブムラサキとムラサキシキブの違いが分かったかな。 子どもたちは林縁にホコリタケを見つけました。 胞子を飛ばして納得しました。 萌芽更新地区付近には落葉溜めがあります。落葉溜めってどんなところかなと覗いてみます。 梅畑でお弁当にしました。昼休みはのんびり思い思いに過ごしました。 田圃周辺のジュズダマは草刈りせずに、この日のために残しておきました。皆でジュズダマを収穫しました。これも「つくってみよう」の材料になります。 戸隠不動跡へ移動します。ムクノキの実は干しぶどう状態になっていましたが、何人かは試したようです。 里山ビンゴもここまでで終わりにしました。3枚も、4枚も書いた子どもがいます。 いつものように戸隠不動跡から少し登ったところの雑木林の土壌動物を調べることにしました。 自分の木を決めていなかった子どもは、自分の木を決めました。 土壌動物の拾いだしは戸隠不動跡地で行いました。 ワリバシを使っての拾い出しだというのにトビムシまで採集しています。ファーブルを使って確認していきます。子どもたちは夢中になってしまいました。 秋の陽射しは急に傾いて木々の影を広げてしまいました。 1時間ほどで切り上げ、枡形山広場に行きましたが、人が多く、トイレ休憩をしただけで東口経由で青少年科学館に向かいました。 青少年科学館実験室で、里山ビンゴ表にそって今日出会った生き物を整理して、解散しました。 |
【トンボ】 アキアカネ マユタテアカネ オオアオイトトンボ |
【カマキリ】 オオカマキリ(成虫と卵) コカマキリ ハラビロカマキリ |
【キノコ】 ホコリタケ ? |
【コオロギ】 オカメコオロギ |
【赤くなった葉】 イロハモミジ ドウダンツツジ ナンキンハゼ |
【草ずもう】 オオバコ |
【チョウ】 ムラサキシジミ キタキチョウ スジグロシロチョウ クロコノマチョウ アカボシゴマダラ |
【黄色い葉】 イチョウ ヤマノイモ ヤマユリ |
【はれつする実】 ツリフネソウ |
【アメリカザリガニ】 |
【ひっつきむし】 ヌスビトハギ イノコズチ チヂミザサ チカラシバ |
【カキの実を食べるのはだれ?】 メジロ |
【昆虫】 ヨコヅナサシガメ クサカゲロウ幼虫 キイロスズメバチ アリジゴク |
【やさしい野ぎく】 リュウノウギク ヤクシソウ |
【シダ】 コモチシダ ホラシノブ |
【実】 ムラサキシキブ ヤブムラサキ ノササゲ ウメモドキ エノキ ムクノキ ノダケ |
【クモのす】 ジョロウグモ |
【ミノムシ】 |
【どんぐり】 マテバシイ コナラ クヌギ シラカシ |
【その他】 カシワバハグマ タイアザミ ナギナタコウジュ ジーソブ タマアジサイ |
【バッタ】 オンブバッタ クダマキモドキ イナゴ アオマツムシ |
【レストランの客】 キセルガイ アリ |
【とり】 シジュウカラ ヒヨドリ メジロ カラス ガビチョウ |
【その他】 テントウムシモドキ ベッコウバエ ミノウスバ |
【カラスウリのたねの形】 |
里山の自然学校のメインページ
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation