里山の自然学校2008
特別回 生物調査と植物観察

【2008/9/14 更新】


日時 9月13日(土) 10:00〜15:00
場所 生田緑地 谷戸
参加者 神山幸雅、鈴木萌恵、本多吉之
講師  岩田臣生、岩田芳美
サポート 小泉啓佑、八尾百香

ハンノキ林上の池では様々なトンボの姿が確認されていましたので、これらヤゴの状況を調べ、 合わせてアメリカザリガニの駆除もしたいということで里山の自然学校の特別回「生物調査」を実施しました。 集まってくれたのは3人でした。
ゴミも相当沈んでいるものと思っていましたが、実際に始めてみるとなかなか見つからず、少ないことが分かりました。
しかし、肝心のヤゴがなかなか採集できません。結局、今回の調査ではオニヤンマのヤゴを1頭確認するに止まりました。
また、どこから来たのか、モツゴが62尾(大部分は2cm前後の稚魚)採集されました。
その他の調査結果についてはここでは公開しないことにしますが、アメリカザリガニが 36と少なかったこと、 活動後に池の中にアメリカザリガニの姿が見えたことは非常に残念でした。
一旦道具類を北部公園事務所裏に運んでから、お昼のお弁当を食べました。
リスアカネ、アカボシゴマダラ、ナガサキアゲハが飛んできました。

お弁当を済ませてから、田圃に移動して、午後の活動に移りました。
午後は田圃周辺に咲いている花のスケッチしてもらいました。花をよく観察するにはスケッチが一番と考えています。 その間に、倒れかかっていたイネを縛って倒れないようにする作業を行ないました。水路に開いた穴を塞いで、止まっていた水を田圃に導く作業もしました。
田圃には動物の足跡が多数見られました。期待はタヌキですが、どうでしょうか。
木道の両側にはツリフネソウが咲いています。残念なのはカナムグラの雄花も一面に広がって花粉を飛ばしています。
田圃の中のアメリカザリガニの駆除は10頭でした。
田圃はどことなく色づいてきました。ツリフネソウも咲きだしています。

水の干上がった田圃に残っていた足跡。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation