里山の自然学校2008
特別回「谷戸の生物観察」

【2008/5/12 更新】


日時 5月11日(日) 13:00〜15:00
場所 生田緑地
参加者 神山歩未、神山幸雅、永喜誠洋、永喜稜晟 
講師 岩田芳美、岩田臣生

午前中は生田緑地観察会【土壌動物の観察】、午後は残った子どもたちと土壌動物調査の予定でした。 生憎の雨で、調査地の土壌動物調査には不適ということで、土壌動物調査は中止しました。 代わりに、苗畑の状態の確認と谷戸の生物観察をすることにしました。
園路の手摺りは昆虫園状態になっていました。

ハンノキ林上の池は濁っていましたが、アズマヒキガエルのオタマジャクシを多数、アメリカザリガニ 大10、小10、メダカ5を確認しました。
ここのアズマヒキガエルは手足が出ていませんでした。

ハンノキ林を出たところで、こんなカイガラムシがいました。

上の田圃付近は草茫々といった状態です。そろそろ草刈りをしておかなければなりません。
梅林付近でアオジョウカイを見つけました
ミカドガガンボがいました
上の田圃では、マメゲンゴロウを2頭確認しました。

田圃下の池では、アズマヒキガエルが上陸を始めていました。水が涸れたり、溢れたり、安定しない水域で、数は減ったものの、早くも上陸です。
泥まみれになって上陸したアズマヒキガエル
下の田圃を調べると、前日にはいたシュレーゲルアオガエルのオタマジャクシが1頭だけになっていました。

ヨシ原の池の周囲では、ヒゲナガハナノミ1とタケカレハ(幼虫)1が前日と同じ場所にいました。

戸隠不動跡への途中で、エゴノキの白い花が咲き始めていました。

苗畑で苗の状態をみました。蒔いたドングリの他に、カエデの芽が沢山出ていました。

芝生の無くなった芝生広場では、ハクウンボクが白い花をつけていました。

里山の自然学校では普段歩かない尾根路を歩きました。

青少年科学館前に戻って、使った道具を洗って、解散しました。

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