里山の自然学校2007 第1回OB会
「編笠山登山とペルセウス座流星群観望」

(青少年科学館 里山の自然教室)
【2007/8/14 更新】


第1日目 八ヶ岳少年自然の家の敷地内の自然観察

日時 8月11日(土) 武蔵溝ノ口駅 11:27〜12:03 立川駅 12:24〜13:58 小淵沢駅 14:00〜14:10 八ヶ岳少年自然の家
       15:00〜17:00 施設内の自然観察
       19:00〜21:00 施設内の自然観察
参加者 飼田真理、神山歩未、鈴木志歩、野上美幸、菅沼祐介、鈴木亮吾、中村陸生、松本 昇 8人 
講師 中臣謙太郎、山本 晃、亀岡千佳子、梅原和仁、岩田芳美・臣生

JR南武線武蔵溝ノ口駅11:27分発の電車に乗って、立川駅に来ました。これから12:24発の特急あずさ17号に乗ります。

特急あずさの車内にて

小淵沢駅には、八ヶ岳少年自然の家の若宮副所長さんが迎えに来てくれていました。一緒に、八ヶ岳少年自然の家に向かい、星の広場で入所式がありました。 施設に着くや、ホソカミキリを捕まえた子どももいました。

その後、各自の荷物を部屋に置いて、早速、周辺の自然観察に出かけました。施設内はエゾゼミの蝉時雨(せみしぐれ)で、アブラゼミ以上の煩さでした。

ノシメトンボが群れていました。

フタモンベッコウが、大きなオニグモを狩って運んでいるところを、子どもたちが見つけました。フタモンベッコウは神奈川県では絶滅危惧U類に指定されているベッコウバチです。

アカハナカミキリが切株にいました。真夏の高原に普通に見られるハナカミキリです。

大きな樹の葉陰にヒメヤママユの繭(まゆ)がついていました。

殆ど、どの樹にもエゾゼミの脱殻(ぬけがら)がついており、大きな声で鳴いています。

池に来ました。翌々日に備えて下見をしておくことにしました。池の周囲には、ヤマカガシの幼蛇(ようだ)、ヤマアカガエルがいました。池の中には、ミズカマキリ、マツモムシなどがいました。

戻る途中、薪を積んである場所に、ニイジマトラカミキリとホソトラカミキリがいました。

葉上でツノアオカメムシが交尾していました。


17:30から夕食をとり、入浴を済ませてから、懐中電灯を持って、夜間の自然観察に出かけました。
アカアシクワガタ♀

ミヤマカミキリやシロスジカミキリがいました。
ヤブキリが鳴いていました。
オオゾウムシがいました。捕まえたら、死んだふりをしました。
エゾゼミも簡単に捕まってしまいます。羽化する場面を観察したいと思いましたが、羽化の時期を過ぎていた様です。
オオルリボシヤンマが樹にとまって寝ていました?




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