里山の自然学校 特別回 案山子(かかし)づくりと生物調査
【2005/9/19 更新】

日 時 8月11日(木)10:00〜15:00
場 所 生田緑地(青少年科学館学習室〜ホタルの里〜青少年科学館)
参加者
 1班 飼田、田村 (担任)中臣
 2班 島尻、野路 (担任)藤間  
 3班 神山、野路、永田 (担任)岩田
 4班 金野 (担任)岩田 
          参加者 8名、講師 4名
 青少年科学館からのサポート 亀岡
 

10:00〜11:00 案山子づくり
案山子のデザインは3案ありました。どれもCDによる目玉効果を利用したものでした。
野路夏帆 神山歩未 野路雄大

子どもたちは男女に分かれて、女性チームには藤間校長と亀岡がサポートし、神山さんと野路さんの案を一つにした案山子を、男性チームは中臣がサポートし、野路くんの案をベースに、持ち寄った材料を使って案山子を作りました。
針と糸を使うのは初めてという子どもも、見よう見まねでいきなりの挑戦です。全員が少しずつ関わってつくりました。



11:00 つくった案山子を持ってホタルの里の田んぼへ移動します。生物調査のための網やバケツも忘れていません。

11:20 ホタルの里の田んぼに着きました。案山子を立てる場所を皆で検討しました。でも、心は草地のコオロギにいっていました。

もうほとんどすべての稲が出穂していました。ジュズダマの花穂も、こんな具合でした。 

まず、女性チームがつくった案山子を立てました。 

次は男性チームのつくった傘型の案山子です。  

お昼のお弁当の後、イネの花穂について、藤間校長から話があり、ルーペで観察しました。  


13:15 ハンノキ林上の池の生物調査を始めました。
既に、誰かが遊んでいた後のようで濁りがあり、いつもの様にメダカやモツゴの泳ぐ姿をみることができません。 
はじめはウッドデッキの上から網ですくっていましたが、それだけでは調査にならないので岩田が水に入りました。
続いて、何人かが、危険な生き物はいないのか、底無し沼じゃないのか、...などと口々に言いながら入りだしました。

←やっとマッカチンをつかまえました。

採集した生物を調べて、個体数を数えて、記録し、アメリカザリガニ以外は元に戻しました。

子どもたちによって採集された生物は、カワニナ 18、メダカ 1、モツゴ 7、ホトケドジョウ 1、ヌカエビ 178、アメリカザリガニ 大3、中5、小10、コミズムシ 3、アカトンボ(ヤゴ) 1、クロスジギンヤンマ(ヤゴ) 1 でした。  

14:50 青少年科学館に戻って、手足を洗い、使った道具を洗った後、みんなでスイカを食べました。  

15:20 解散

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