里山の自然学校
第4回 夜の昆虫観察

【2005/7/23 更新】

日 時 7月23日(土)15:30〜21:00
場 所 生田緑地(川崎市多摩区)
参加者
 1班 飼田、鈴木、田村、山下 (担任)中臣
 2班 大江、小針、島尻、野路 (担任)藤間  
 3班 片山、神山、永田、野路 (担任)岩田
 4班 原、日野原 (担任)岩田 
 かわさき自然調査団からのサポート 佐藤、美馬、山本、野澤、横田、脇
          参加者14名、参加者の家族18名、講師9名
 青少年科学館からのサポート 菅原
 

15:30〜15:40 藤間校長挨拶、脇講師挨拶、横田講師挨拶、中臣挨拶
15:40〜17:30 青少年科学館からホタルの里へ

青少年科学館裏で、ヤママユガの繭(まゆ)を観察しました。

ハンノキ林上の池のところで初めての集合写真を撮影しました。

田圃は気になる場所。降りたいという子どももいましたが、田圃の周囲も湿地状態です。 元気に育っている稲を見て、田圃の上を飛ぶオオシオカラトンボや大空高く飛ぶヤンマを眺めて、暫し休憩しました。

戸隠不動跡の草地でバッタ類を観察しました。 地面から振動が伝わる地震に会いました。

枡形山についたところで、岩田から、6月18日の田植えの後で、亀谷さんが見つけたベッコウバチの巣についての報告がありました。

続いて、脇からアリジゴクについての説明があり、アリジゴクの採集が始まりました。

展望台の縁の下に入ってのアリジゴクの採集は子どもたちを夢中にさせてしまったようです。

19:00〜20:20 中臣からライトトラップに集まる蛾(ガ)の話があり、ライトトラップを使った夜の昆虫観察会が始まりました。
ところが、なかなか蛾が集まりません。小さな蛾を三角紙に入れる作業はなかなか大変です。

アブラゼミが羽化のためケヤキの木に上っていきましたが、上へ上へと上って、なかなか羽化しません。 

参加者が全員いることを確認して、藤間校長と参加者とで記念撮影をしました。 

セミの話、次回の標本づくりの話、特別回としての案山子(かかし)づくりの話などをして解散としました。

皆が帰って、スタッフ6人になった頃、ニイニイゼミが地上10cm程のところで羽化しているのが見つかりました。


こんな昆虫も現れました。
ヒメキマワリ  ドウガネブイブイ 
オオクチキムシ  コフキコガネ 
アミガサハゴロモ コガシラアワフキ科

小蛾類は、よく見ると細かい模様が素晴らしいですね。
 

エゴヒゲナガゾウムシ(ウシヅラヒゲナガゾウムシ)も現れました。面白い形をしているでしょ。


ライトトラップを撤収して帰る道で、手摺りにぶら下がっている羽化したばかりのモモスズメを見つけました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation