日時 2019/2/24(日) 10:00〜12:00 晴
 ガイド講師 特定非営利活動法人かわさき自然調査団 
        植物班   田渕まこと
        シダ植物班 田村成美
        野鳥班   平賀孝政
        水田ビオトープ班班長 岩田臣生
 サポート  特定非営利活動法人かわさき自然調査団 事務局長 岩田芳美
 
 観察会参加者 7 名 ( 大人 6 名、子ども1名 ) 市内3名、市外4名
 
 
 観察コース 科学館前〜県の木見本園〜クスノキの辻〜七草峠〜ピクニック広場〜ハンノキ林〜田圃
       〜戸隠不動口
 内容
  野鳥観察に最適の時期なので、野鳥を観察しながら歩いた。
  コースの各所でこの季節らしい植物やシダの様子を観察した。 
 ・観察した野鳥
  キジバト、コゲラ、アオゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、シメ、アオジ、ドバト、ガビチョウ
 ・観察した植物
  タチツボスミレ花、ウグイスカグラ花、ヒメオドリコソウ花、オオイヌノフグリ花、オニグルミ葉痕、クマシデ実、ヤマコウバシ枯葉、コウヤボウキ実、フッキソウ蕾、スギ花、マユミ葉芽 、オモト実、その他多数。
 ・観察したシダ植物
  コバノヒノキシダ、アスカイノデ、オオハナワラビ、ホラシノブ(紅葉)、イヌカタヒバ(紅葉)、オクマワラビ、フモトシダ、ベニシダ 、トラノオシダ
 報告事項
 ・24日は天候には恵まれたが、天皇在位30年記念で民家園、プラネタリウムが無料となり、観察会参加者は少なかった。
 ・お天気が良く、無理なくのんびり野鳥や植物を見られて、良かった。
 ・朝の下見では ほとんど鳥が見られなかったが、野鳥観察小屋周辺で、アオゲラ(全員で見られよかったね!)、ヤマガラ、シロハラ、アオジ等 7〜8 種が見られた。
  メジロの巣(昨年の?)もあり珍しいものも見ることができた。
 ・マユミの緑の新芽やオオイヌノフグリなどの小さな花達に出会い、春を感じることができた。
 ・冬は草本が枯れているのでシダが目立った。
  常連さんの1人が、オクマワラビ、フモトシダ、ホシダはもう分かる!とうれしそうに言つていた。
  リョウメンシダの黒くてツヤツヤの胞子のうをルーペで見て、すごく喜び、胞子植えてみたい!と言う人もいた。
 ・黒川では既にカエルの卵塊が見られたが、生田緑地にはカエルはいないのかという質問があった。
  生田緑地では間もなくアズマヒキガエルの蛙合戦が見られるが、40〜50 匹のアズマヒキガエルが集まることを話した。
  それから、シュレーゲルアオガエルが棲息していることを話した。
  
 
 常緑のシダ植物イノデの新芽を観察しました。
 
 
 
 ケヤマハンノキの高い位置に、昨年のものと思われるメジロの巣が見つかりました。
 
 
 タチツボスミレが咲き始めていました。
 
 
 アオジが 2 羽、出てきて、目の前数メートルの所で、何やら夢中で啄んでいました。
 ここのアズマネザサを刈ることについては、なかなか合意が得られなかったことを思い出しました。
 
 
 冬のミドリシジミについての質問があった。
 
 
  
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