日時 2018/10/21(日) 10:00〜12:00 晴
ガイド講師 特定非営利活動法人かわさき自然調査団
植物班 田渕まこと
シダ植物班 田村成美
野鳥班 平賀孝政
水田ビオトープ班班長 岩田臣生
サポート 特定非営利活動法人かわさき自然調査団 事務局長 岩田芳美
観察会参加者 27 人(大人 19 人、小学生 6 人、幼児 2 人)
市内 麻生区 6 人、多摩区 6 人、宮前区 6 人、、幸区 1 人、川崎区 3 人
市外 横浜市 4 人、大田区 1 人
観察は、中央広場の赤い実をつけたモッコクの下でメジロを観察することからスタートし、七草峠経由で谷戸に降りて、園路沿いの観察を続け、上の田圃地区で解散しました。
観察した動植物とガイドの感想
●(田渕)植物
ヌスビトハギ、キンミズヒキなどくっつく草の実、触るとはじけるツリフネソウの実、真っ赤なガマズミの実などいろいろな草や木の実を見ることができました。
●(田村)シダ植物
雨続きの後で元気な、オクマワラビとベニシダの区別、穂が出たオオハナワラビ、リョウメンシダのソーラスを紹介しました。
青空で気持ちよく、野鳥の姿や声、植物の花や実や紅葉、見て楽しいものが沢山ありました。
囲炉裏のにおいの峠を越えたらハンノキ林、空気と水たまりが綺麗な木陰で、「こんなところがあるんだ」と喜ぶ参加者がいました。
●(平賀)野鳥
開始 早々にメジロ、コゲラ、ヤマガラが見られ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、コジュケイ、ガビチョウ、アオゲラ、
ヒヨドリ等 10種を確認できました。
天気が良かった事がなによりでした。
●(岩田)昆虫・その他の動物 29 種
子どもたちが虫を見つけてくれるのですが、非常に小さいものを尋ねてくるのには困りました。
ムネアカハラビロカマキリの卵鞘を見つけてくれたので、これは問題の外来種であることを説明して駆除しました。
上の田圃地区には、ひつじ(刈られた稲から伸びた茎葉)が 30cm 程に伸びていて、沢山のアキアカネやオオアオイトトンボが群舞していました。
(観察できた生物)
アオバハゴロモ、クヌギカメムシ
ナミテントウ、トホシテントウ(幼虫)
キタキチョウ、ヤマトシジミ、アカボシゴマダラ、ナガサキアゲハ、キタテハ、ウラギンシジミ、毛虫(未同定)
ウスバキトンボ、アキアカネ(オス、メス)、マユタテアカネ、オオアオイトトンボ
ホソヒラタアブ、ユスリカ
ヤマトシリアゲ
カネタタキ、エンマコオロギ?
オオカマキリ、ムネアカハラビロカマキリ(卵鞘)
ニッポンマイマイ、ミスジマイマイ
ジョロウグモ、ハナグモ、カタハリウズグモ、シロカネグモ
アメリカザリガニ
アキアカネ
ハナグモ
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