生田緑地の生物多様性保全活動


ハンノキ林南東域のアズマネザサ刈りなど  
日時:2025/1/30(木) 9:00〜12:00
活動参加:岩田臣生、田村成美、鈴木潤三(10:00〜)
場所:生田緑地 ハンノキ林南東地区(A07-11)

(上図)この日の活動場所

この日は、
一昨日、1/28(火)の活動の続きで、ハンノキ林南東地区(A07-11)のアズマネザサ刈りなどを行いました。
ここは、ハンノキ林東コナラ林と呼称して、2023年に、ナラ枯れ大径木を伐採し、更新という攪乱を行っている場所です。





ヘクソカズラの実が残っていました。

ウグイスカグラが、若い枝を針山のように伸ばしていました。



ナラ枯れ大径木の伐採時に、止むを得ず伐採させてもらったヤマハゼも萌芽していました。



2007年5月に、湿地再生地区から運んで、ハンノキ林上のデッキ近くに並べて植えた5本のハンノキ稚樹は、そのうち3本が蛾類幼虫の攻撃を受けて枯れました。
残った2本は成長は遅いながらも育っていましたが、何度も倒れて、傾いた状態のままになってしまいました。
ハンノキ林周辺のナラ枯れが始まってから、ハンノキ林の林床は明るくなったのか、根元の方に萌芽が現われました。
胸高直径は10cm程度です。
この傾いた状態のまま、大きく育てるよりも、萌芽更新した方が良いと考えて、萌芽の少し上で伐採しました。



ハンノキ林東南地区(A07-11)の南面から西面にかけてのアズマネザサ刈りを終えました。
ハンノキ林東側地区(A07-12)と異なり、今のところ、コナラの発芽は見られません。



生田緑地整備事務所裏に戻って、今日はどうだろうと覗いたら、メジロが数羽、集まっていて、その中に、1羽だけ、ヒヨドリが混ざっていました。


かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation