生田緑地の生物多様性保全活動

代掻き、セリバヒエンソウ駆除
日時 2020/4/16(木) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美

コロナ対策として外出自粛が要請されていますが、上の田圃、下の田圃の代掻きを済ませておきたいと思いました。
また、セリバヒエンソウが早くも咲き誇ってきましたので、駆除も行いました。
平日ですが、近くの園路を通る来園者が多く、マスクを着用していないのに、声をかけてくるので困りました。

〇下の田圃の代掻きを行いました。
下の田圃の(アズマヒキガエルの)オタマジャクシや、ホトケドジョウの稚魚は、雨で流されてしまったかと心配していましたが、元気に泳いでいました。
代掻きとは言いながら、行動としては、発芽していたミゾソバ、ヨシ、そして投入したままになっていた落葉、昨年の稲株などを泥の中に鋤き込むように攪乱しました。
湿田は深くて、一歩移動するのも大変です。
この田圃は 2004 年に再生したものですが、その頃、できたばかりの田圃の中で、パトロール中のオオスズメバチと対峙した時のことを思い出しました。
周辺では、テングチョウ、キアゲハ、ツマキチョウが飛んでいました。
代掻きを終えて、木道に腰をかけて休んでいたら、ヤトセスジジョウカイが飛んで来て、木道端に止まりました。
殆んど飛び続けているツマキチョウが、近くのミヤマシラスゲの葉、ノイバラの先端に止まってくれました。





上の田圃の 2回目の代掻きを行いました。
畦には、ノミノフスマキツネノボタン、 カラスノエンドウ、ヘビイチゴなどが咲いていました。




セリバヒエンソウ駆除活動も行いました。



   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation