生田緑地の谷戸の自然保全活動
田圃周りの草刈り、アメリカザリガニ駆除

日時 2009/5/14(木) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地
参加者 岩田芳美、佐藤利奈、城本法子、、岩田臣生

ハンノキ林上の池のトラップにはアメリカザリガニ(5〜8cm)3匹が入っていました。

湿地にもアメリカザリガニ・トラップを置くことにしました。 まずは一番多そうな3段目に置くことにしました。 泥の中には、トンボのヤゴやクロセンブリの幼虫がいました。 手網で掬うと、アメリカザリガニ(1〜3cm)が50匹ほど採集できました。
ヨシ原の湿地に仕掛けたトラップにはアメリカザリガニ(4〜6cm)が3匹入っていました。 キショウブが咲いています。
上の田圃周りの草刈りは女性陣が進めてくれていました。
カルガモが2羽、人の様子を見ながら、餌を探したり、羽繕いをしたりしています。
水辺をよく見るとアズマヒキガエル(幼体)が上陸を始めていました。 方々にシュレーゲルアオガエルの卵塊がありました。
ヤマサナエが草地で休んでいます。 余り警戒している様子はなく、手の届きそうな場所に飛んで来ることもあります。
クロスジギンヤンマは谷戸を上に下に飛びながら、何やら小さな虫を捕らえていました。
シオカラトンボ♂が田圃の水面近くを飛び回っています。
ツマグロヒョウモンはハルジオンで吸蜜しています。 アカボシゴマダラ、ナガサキアゲハが木々の表面をなめるように飛び回っていました。
いつの間にかヤブジラミが咲いていて、これにアカスジカメムシが来ていました。
相当抜き取ったつもりでしたが、アメリカフウロはまだまだ広範囲に広がっていました。 広がり出したカナムグラとアメリカフウロを抜き取る作業にも手をつけました。
ミヤマシラスゲ、オニスゲについては、畦の部分は刈り取らせてもらいましたが、その他は残すことにしました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation