日時 2018/7/21(土)10:00〜11:30 晴
場所 中央広場北雑木林 A26
参加 大谷絵利佳、加登勇司、北川英樹、政野祐一、山本栄行、湯山 修
(里山倶楽部事務局)岩田臣生、岩田芳美 8名
平成30年度第4回里山倶楽部Bは、中央広場北雑木林のアズマネザサ刈りを行いました。
この地区の前回の活動は、昨年 4 月 15 日、ヤマザクラが咲いている気持ちの良い季節でした。
アズマネザサ刈りは夏期に行うのが効果的ではありますが、連日のように熱中症のニュースが流れる今夏、この暑さの中では中止した方が良いのではないかとも考えましたが、
参加希望者がいましたので、様子を見ながら、少しだけ活動することにしました。
この地区には、隣接する日本民家園に植栽された竹が地下茎を伸ばして侵入していましたので、これだけは除伐しておきたいと思いました。
アズマネザサは、少しでも刈っておければ良いと考えていました。
中央広場には多数のテーブルベンチが置かれましたが、木陰の無い場所では使い難いのでしょう、いつの間にか、誰が運んだものか、広場の外側の植栽地の木陰に移動されていました。
今回は、その一つを里山倶楽部の休憩用に使わせてもらいました。
活動は先ず、竹の除伐です。
除伐した竹を持って、急いで、地区内の草本層を叩いて回り、アシナガバチの巣がつくられていないことを確認しました。
スズメバチは見張りのハチがいて、危険な範囲に近づけば警告してくれますが、アシナガバチの場合は、気が付かずに近づいてしまい、いきなり攻撃を受けることがあるからです。
巣がつくられていないことが確認できれば、適当に広がって、各自のペースで活動してもらうことができます。
しかし、猛暑の中ですから用心して、20 分経ったところで 1 回目の休憩にしました。
近くの噴水には、水浴びを楽しむ親子が集まっていました。
地区の北側に集中していた大きな竹は除伐できたので、第二ラウンドは、全員アズマネザサ刈りに取り組み、アズマネザサの中に疎らに生える細い竹も刈りました。
斜面はかなり急で滑りやすいのですが、40〜50cm の高さのアズマネザサを刈ると、キンランが現れる場所も点々とあり、これらを避けながらの作業は疲れました。
この地区のアズマネザサ刈りは、10 月頃が良いのかも知れません。
2 回目の休憩をとりましたが、この日の活動は終了することにしました。
この日の活動では、除伐した竹は集めて積みましたが、アズマネザサは刈った場所に散らしておくようにしました。
これは、いくらかでも地面の乾燥を和らげるためです。
様々な実生が見られましたが、まだ小さく、育つかどうかは分かりません。
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