日時 2015/5/2(土) 10:00〜15:00 晴
場所 生田緑地 萌芽更新地区、皆伐更新地区
参加 山下佳保里、山下淳也(高2)、山下真奈実(小学5年)
山下まい、山下はなの(小学5年)、山下ねのは(小学2年)
西尾麻子、西尾幸大(小学2年)
小泉咲子、小泉 翠(園児)
片岡日出美、片岡優斗(幼児)、片岡航佑(幼児)
(生田緑地運営共同事業体)額谷悠夏
(市民部会事務局)岩田臣生、岩田芳美
平成27年度(2015)第2回里山倶楽部Aです。
里山倶楽部Aはすっかりママさん倶楽部になりましたが、雑木林を育てるための細かい作業、刈るべき植物を見分けて、それを一つ一つ刈り取る作業は向いていると思います。
身近な里山の自然に触れて楽しみながら、里山の自然を保全する社会貢献活動です。
今回は先ず、萌芽更新地区にクヌギの苗を植えることにしました。
苗木は一昨年の秋に拾って、鉢に埋め込み、育てていたもので、100本以上あると思いました。
これを抜き取って、植え易くするために、10本程度を束にして、稲わらで根を包むようにしました。
今の倉庫を使用できるようになって、稲わらを置けるようになりましたので、こんな時は稲わらを使うことができます。
倉庫前でこの作業をしているところで、参加者が集まりました。
この日から参加する母子がいましたので、自己紹介を行いました。
苗木は子どもたちがバケツに入れて運びます。
バケツの利用は里山の自然学校の定番行動です。
苗木の植込み時に必要となる水は、ペットボトルに入れて、お母さんたちに運んでもらいました。
苗木を植える場所は萌芽更新地区の下側の園路に近い部分で、萌芽更新を試し始めた辺りです。
夏草が生い茂る場所なので、クヌギの実生も育つと思いましたが、3年間は苗木周りの草刈りが必要だと思います。
この辺りにはツルニンジンが生育していますので、できるだけ、これを踏み潰さないように、刈り取らないように注意しての作業が必要になります。
その他の植物は、ある程度のダメージには耐えられると判断しました。
穴を掘り、苗木を植えこみ、周囲のタケニグサ、モミジイチゴ、ヤマグワなどを刈り取っていきました。
丁度、サワフタギが白い花を咲かせていて、そこにシロシタホタルガの幼虫がいました。
かなり目立つ風体です。
活動中に見つけた生きものは観察した後、逃がしました。
最後に、植えた苗木の根元に水をかけました。
この日の萌芽更新地区の活動は終了です。
記念の集合写真を撮りました。
生田緑地整備事務所裏に戻り、用が済んだ用具は倉庫に戻して、あらためて、枡形山経由で飯室山南の皆伐更新地区に向かいました。
皆伐更新地区に着いたところで、お弁当にしました。
皆伐更新地区の中に、高さ10mものタケノコが生えていました。
皆伐更新地区の周囲のタケノコは除伐しておきたいと思います。
里山倶楽部Bの活動として昨秋から辺りの雑木林に侵入しているモウソウチクの駆除を始めました。
その活動によって、アズマネザサの茂みが疎らになった場所ができました。
そんな場所から入って、少しだけタケノコ駆除をしておくことにしました。
子どもたちのテンションが上がって、急な斜面も何のその、大いに手伝ってくれましたので、かなり除伐することができました。
枝葉を繁らせたモウソウチクの除伐は大変ですが、5〜6mに育っていても、タケノコの状態であれば楽に除伐することができます。
除伐したタケノコの先端部分は、参加者に持ち帰ってもらい、自然の恵みを味わってもらうことにしました。
駆除作業の後、皆伐更新地区内のアズマネザサ刈りを行いました。
コナラ実生が成長したので、もうアズマネザサを細目に刈る必要はないと思います。
気になった茂みだけを刈りました。
この場所は冬でも暖かく作業できる場所です。
この日の現地の陽が当たる所は30℃を超えていたと思います。
適当に作業したところで終了することにしました。
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