生田緑地自然環境保全管理会議市民部会
里山倶楽部A


コナラの実生が育っています


日時 2014/10/4(土) 10:00〜15:00 曇
場所 生田緑地 皆伐更新地区
参加 政野祐一、政野美咲(小3)
   山下まい
   山下佳保里、山下淳也(高1)、山下真奈美(小4)
   工藤真貴子、工藤思由(中2)、工藤千穂(小3)
  (生田緑地運営共同事業体)額谷悠夏
  (市民部会事務局)岩田臣生

10月の里山倶楽部Aです。
生田緑地整備事務所前に集合して、全員で現地に向かいました。

9月の里山倶楽部Aでは今まで残してあった島状のヤブをだいぶ解消しました。 この日は、その続きと周辺部のヤブを除伐していきます。

午前中の活動に参加したメンバーです。


休憩後、午前中だけ参加の5人が帰りましたので、残った4人で活動を開始しました。
9月にはイチモンジカメノコハムシの幼虫を見つけましたが、今回は成虫を見つけました。

まだまだ幼虫もいました。


これから育てていく実生の樹木が見えてきました。
11月の里山倶楽部で記録をつくりたいと思います。
周囲のアズマネザサのヤブに数ヶ所、けもの道を見つけました。
哺乳類が区域内を縦横に歩いていることが想像されます。


子どもたちがヌルデミミフシを見つけました。 除伐したヌルデにあったものです。
ヌルデシロアブラムシがつくったもので、夏の間、生活していたものです。
この虫こぶは染色の材料となり、これと酸化鉄で染色した色を空五倍子色(うつぶしいろ)というそうです。 それは、こんな色です。
 


お昼のお弁当を食べました。
午後から参加の2人が加わりました。
座る椅子が欲しいと思います。今冬はモウソウチクの除伐、除伐した材を使ったベンチづくりを予定したいと思いました。


活動再開です。
周囲の茂みを伐開したり、茂みの中に残っていた実生コナラを見つけて、アズマネザサ、サンショウ、ヤマグワなどを刈り取って、次回の調査のための準備が済みました。


午後の活動に参加したメンバーです。


この日はイチモンジカメノコハムシのほか、キタキチョウ、コミスジなどが見られました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation