日時 2013/1/19(土) 10:00〜13:00 晴
場所 生田緑地 稲目谷戸
参加 小泉恵佑
(市民部会事務局)岩田臣生、岩田芳美
生田緑地は、14日に降った雪が、まだ融けきれていませんでした。
谷戸の木道も雪が残っていました。
誰にも踏まれていない雪は表面がクラスト状に固まっていますが、その下はサラサラの雪の状態なのですが、踏まれていた所はツルツルに凍っていて危険でした。
こんな雪のある時でも、いや、雪があるからかも知れませんが、かなりの来園者があったことが分かります。
今日の予定は萌芽更新地区の下草刈りでしたが、萌芽更新地区のアズマネザササの根元には雪が広がっていて、下草刈りを楽しめる状態ではありません。
普通に考えれば、里山倶楽部は中止にするところだと思います。
しかし、参加者が一人いました。水田ビオトープ班の小泉さんです。
そこで、内容を変更して実施することにしました。
何人もの人から、方々で木が折れているという話を聞いていたので、点検して必要なら片付けておきたいと思ったのです。
そこで、先ずは、谷戸の上から下まで歩いて、調べてから考えることにしました。
ピクニック広場はまだ真っ白でした。
萌芽更新地区は、枯草が雪の重みで押さえつけられていて、どことなくすっきりとして見えました。
下草刈りは、雪が消えてからにしたいと思います。
ハンノキ林の林床にも雪面が広がっていますが、流石に、水辺は融けています。
湿地の中も同様でした。
ただ、ハンノキが1本、根元から倒れていました。
これは後で片付けることにしました。
梅畑のテーブルベンチにも雪が載ったままになっていました。
隣地のモウソウチクが木道近くまで倒れかかっていました。
下の田圃付近のヨシが雪のために倒れていて驚かされました。
アオジやジョウビタキが様子を見に来ていました。
ヨシ原のヨシも半分ぐらいが押しつぶされていました。
状態が概ね把握できたので、引き換えしながら、倒れたままに放置されていたモウソウチクから片付けることにしました。
一番問題なのは、湿地の上に倒れているこの竹ですが、これは隣地に入らせてもらわないと伐ることができません。
そのためには、断りをいれなければなりません。
そこで、今日は作業しないことにしました。
その他に、枯れた竹が2本倒れていました。
これは、緑地側で処理できるので片付けました。
園路上に枝を伸ばしているシラカシも伐りたいと思うのですが、普通に伐ったのでは下側のサクラに負んぶするようにのってしまうと思われるため、
今日の人数では少し無理と判断し、頭上の枝のみを切り落しておきました。
湿地に戻って、倒れてしまったハンノキを片付けることにしました。
近くのエゴノキの折れた枝も片付けました。
別のエゴノキは枝先を凍った雪に抑えられていましたので、雪を落とし、木道の上に下がってきていた大枝を支柱を立てて支えておきました。
その後、ハンノキ林東支谷戸の倒木が何本も目立っていたことから、ここを片付けることにしました。
ここに入ってみると、アオキの実生が無数に出ています。
アズマネザサも刈る必要があります。
落葉樹の実生も多く、この日の活動で終わりにすることはできませんでした。
続きは、後日継続することにしました。
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