生田緑地植生管理協議会市民部会
里山倶楽部A

皆伐更新地区の
伐株の萌芽や実生の保護活動


日時 2012/10/6(土) 10:00〜14:00
場所 生田緑地飯室山南皆伐更新地区
参加 金子文隆、工藤思由(小6)、豊島芳璃人(中1)
  (市民部会事務局)岩田臣生、岩田芳美、佐藤登喜子

里山倶楽部Aは2010年末に皆伐した区域をコナラ林に更新するための活動をしています。 3月に参加者を募集し、年間通して活動していただく形で進めています。
9月の里山倶楽部Aは、活動を始めたところで強い雨が降り出したため、殆んど保護活動ができていませんでした。
夏草の繁茂する夏の3ヶ月を放置した形になっていました。
萌芽や実生の成長を調べたい気持ちはありましたが、萌芽や実生周りの植物を刈り取ることにしました。 また、草刈を行いながら、植物相調査も行いました。

大きく育っていたために、台風の強風に揺さぶられてしまったと思われる萌芽、他の植物に覆われて、風通し悪くなって、虫にやられたと思われる萌芽など、枯れた萌芽が目立ちました。
実生の方は、大きさはともかく生育しているようです。
今日の活動で観察された植物は、400平方メートルの範囲に、100種ありました。 動物は、オオカマキリ、クビキリギス、ツチイナゴ、ショウリョウバッタモドキ、コオロギ類、アゲハチョウ幼虫、ジョロウグモなどでした。
昨年は、明らかに、アカメガシワやヤマグワが優占している状態が見られましたが、今回は一面に優占して生育しているという植物は見られません。 植物同士の競争は群雄割拠という状態になったのでしょうか。

こんな大きなキリもありました。 発芽後数年で勢いよく成長する樹木は除伐しておきたいと思います。
草を刈ると実生コナラが現れました 実生コナラ

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
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