日時 2012/7/21(土) 10:00〜13:00 曇のち霧雨
場所 生田緑地 萌芽更新地区
参加 斉藤昭三、白澤光代
(多摩区道路公園センター)齋藤真吾
(市民部会事務局)岩田臣生、岩田芳美
7月の里山倶楽部は萌芽更新地区のアズマネザサ刈りをすることにしました。
しかし、前日から当日の朝まで雨が降っていたため、雑木林の林床に入っての活動は全身が濡れるのを覚悟しなければなりません。
そこで、活動は園路を中心に行うことにしました。
まずテーブルベンチ周囲のアズマネザサなどを刈り取ることから始めました。
タマムシの死骸が落ちていました。
南側の園路についての作業を終えてから、東側、北側についても行うことにしました。
このころから霧雨が降り出しましたので、全周はできませんでした。
葉の上に面白いフォルムの生物がいました。
イチモンジカメノコハムシの幼虫のようです。
背中に脱皮殻を背負っています。
西側に回ったところで、ツルニンジン(ジイソブ)がズタズタにむしり取られて、捨てられているのを発見しました。
ここは、皆が花を楽しめるように、名札を付けて、手入れをしてきた場所です。
盗掘ではないので、目的が分かりません。
ツルニンジンは、キキョウ科の蔓性多年草です。
8〜10月に独特の形をした花を咲かせることから、里山の花として楽しみにしている人が多い植物です。
来園者が気持ち良く、自然を楽しむのを妨害しようとしているとしか考えられません。
霧雨が降ったり、止んだりしています。
ツルニンジンの状態にショックを受けて、活動意欲が消えてしまいました。
集合写真を撮って、活動を終わりにしました。
解散後、七草峠のヤマユリの記録用の写真を撮りに行きました。
毎年6月のススキ刈りが必要な状態になったようです。
夏のヤマユリ、オトギリソウのための管理として植生管理計画に位置付けたいと思います。
オトギリソウが随分増えていました。
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