生田緑地植生管理協議会市民部会
里山倶楽部A
第A-7回《実生の調査と保護》


日時 2011/11/5(土)10:00〜15:00 晴
場所 生田緑地 皆伐更新地区
参加 金子文隆、工藤真貴子、工藤思由(小学校5年)、工藤千穂(幼稚園年長)、藤間煕子
   (市民部会事務局)岩田臣生、岩田芳美

里山倶楽部Aも第7回を迎え、工藤さん親子もだいぶ馴れて、里山のボランティア活動を楽しんでいるようです。 小学校就学前の子どもがアカメガシワを見わけられるようになって抜き取ってくれます。 鎌を持たせて大丈夫かと心配していましたが、桑切鎌は子どもでも使いやすいようです。
雑木林の中でのお昼のお弁当や休憩時のお茶とお菓子も、“川崎の里山ぐらしをちょこっと体験”してもらいたいとの配慮でしたが、 楽しんでもらえていると感じています。
この皆伐更新地区に、まず愛着を持ってもらうことが、この雑木林更新システムの第一歩だと思います。
公園管理事務所裏に集合してから出発し、自然観察をしながら現地に向かいました。

皆伐更新地区に降りる道も、どんな変化があるかな?という期待を抱いて歩いています。 この大きなギノコには驚きました。 ゴンズイの実も赤く熟していました。

区域の一番上に荷物を置いてから活動開始です。
前回は1本1本、全てのコナラ実生に番号札をつけようとしたため50枚では足りなくなってしまいました。 その後、よく見ると、8cm程度のものや、殆ど同じ場所から出ている場合も、それぞれに番号をつけていることが分かりました。 実生を育てることが目的なので、近接している実生は一緒に扱い、どちらかが育てばいいと考え、少しまとめてしまうことにしました。
多数の実生が集まっている場所もありましたが、この区域が分かるように印をつけて、一つのグループとして扱うことにしました。 その作業を進める一方、実生周りのアズマネザサなどを刈り取っていきました。

子どもたちがアゲハチョウの幼虫を見つけました。 これは刈らずに残してあったサンショウの葉にのせておきました。 小学生ながらサンショウとイヌザンショウを見わけられるようになりました。

オオゴミムシダマシ?がいました。 丸見えになっても、ジッと動かずに死んだふりをしていました。

ヒヨドリジョウゴの実が赤く熟して、里山の宝石のように見えます。

クヌギの萌芽は葉が虫食いだらけの状態になっていますが、育ってくれるでしょうか。

実生調査の記録を見直したところ記載ミスがあったようです。 現地を再度確認の後に、データはホームページに掲載することにします。
保護のためのササ刈りなどは、今年はもうしなくても良さそうです。 次回は萌芽更新地区の下草刈りをしようという話し合いをしました。
里山倶楽部Aでは、植物班の佐藤副班長や藤間が参加してくれたことで、植生調査をしながら植生管理を行うという方法が定着できそうです。 参加者は、草本は勿論、発芽したばかりの木本の学習をしながら活動しています。 里山倶楽部Bの方では植生管理作業の方に重点を置いていますが、協力が得られた時は、雑木林の中の植物観察の時間を組み込んだりして、 私たち自身が力をつけていけるようにしたいと考えています。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation