第08-05回 生田緑地植生管理協議会市民部会
「トンボの棲息環境を考える」

2008/10/26 更新

日時 10月25日(土)10:00〜12:50
場所 川崎市青少年科学館
参加 かわさき自然調査団水田ビオトープ班/ 毛部川弘行、下口達夫、城本法子、前田 宏
     同植物班/吉田多美枝、佐藤登喜子、増田 将、吉留憲子
     同土壌動物班/佐藤利奈
     同野鳥班/佐野悦子
     同クモ班/成田和子
     同昆虫班/雛倉正人、山本 晃、坪井徳臣
   一般/尾崎義子、尾崎基和、吉田駿介
   川崎市北部公園事務所/堀江 洋
   市民部会事務局/岩田臣生、岩田芳美
                  参加者20人

第5回市民部会は、神奈川県立生命の星・地球博物館の苅部主任学芸員を講師にトンボをはじめとする水生昆虫のおかれている現状を勉強し、生田緑地の水辺環境の保全活動のための知見を得ることを目論見ました。
前半は水生昆虫の現況について様々な視点から考察を行い、後半は里山の自然保全において最大の問題となっているアメリカザリガニについての話となりました。


講演後、テーブルを囲んで、質疑応答のティー・タイムを持ちました。 話はどうしてもアメリカザリガニのことになってしまいます。 生田緑地の様な市街地によって孤立させられた場所ではアメリカザリガニを絶滅させることも可能で、在来の水辺の生物の保護のためにも集中的な駆除の実施が必要というのが苅部先生の考えです。話は、駆除するか否かではなく、どうすれば駆除できるかということに終始しました。


特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation