生田緑地植生管理協議会市民部会
平成19年度第1回「中央南地区の課題を整理、植生管理を考える」

2007/5/8 更新
日時 2007年4月29日(日)10:00〜15:00 晴
場所 青少年科学館学習室と生田緑地( 野鳥の森〜つつじ山〜梅園 ) 

講師 倉本 宣( 明治大学農学部教授、生田緑地植生管理協議会会長 )
参加 岩田臣生、岩田芳美、久保田浩二、谷口朗、谷口喜美代、前田宏、吉田多美枝、吉留憲子、渡辺忠志
   小礒毅( 青少年科学館館長 )、島田秀雄( 総合企画局都市経営部主幹 )、山口泰民( 北部公園事務所 ) 計13人

今年度の植生管理協議会市民部会は生田緑地の植生管理についての情報の整理や現況の確認を行い、植生管理を念頭においたゾーニングの原案づくりに挑戦することにしました。かなり乱暴な進め方ですが、課題を明確にし、それについて市民部会のメンバーが共通認識を得ることができればよいと考えました。
第1回は中央南地区を対象とし、午前中、野鳥の森から岡本美術館までを歩き、午後、青少年科学館において意見交換を行いました。


野鳥の森の湧水の流れは極めて水量が少ないが、それでも当該谷戸部の貴重な資源であるとの認識は得られたと思います。

途中、植物観察なども行い、生田緑地の自然に触れながら歩きました。

崖の土が落ちて、オーバーハングしている状態が続いている場所では、これこそ危険と思うものの、いつどうなるとか、どうすればいいとかいうことになるとなかなか難しいが、管理を考えるべきゾーンです。

50本の樹木が伐採されたゾーンでは、もう多くの議論がされることはありませんでしたが、 「園路に覆いかぶさるように生えていたものを単純に伐採したとしか思えない」、 「擁壁が老朽化しているが、現状では樹木の根による膨らみはみられないね」、 「協議会があるのに何故、勝手に伐ってしまったのか」等々。

つつじ山のハナミズキが咲いています。

梅園の下で通行止めということで、上から覗いて、午前の活動を終わりとしました。

午後は、青少年科学館で意見交換を行い、情報の整理をしました。

最後に、山口氏同行で、岡本美術館横の土砂崩落地を視察した。

   以上

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